安全衛生
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AIで企業向けメンヘル解決策提供
株式会社ラフールは11日、次世代のメンタルヘルス専門のサービスプラットフォ-ム確立に向け「LAFOOL PLATFORM(ラフール プラットフォーム)」を開発、メンタルヘルスをはじめとするヘルスケアビックデータをAI(人工知能)解析し、対処法を途切れなくなく提供するオープンプラットフォームの開発を開始すると発表した。自社サービス「priskHR(プリスク エイチ アール)」の従業員メンタルヘルスチェック結果のほか、パートナー企業のウェアラブルデバイスによる生体情報、感情・表情データなど蓄積データを、公立はこだて未来大学の松原仁副理事長や立正大学との産学連携でAI研究開発を進め、最適なヘルスケア対策ソリューションの提供を行えるプラットフォーム化を目指す。
2018/04/18
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建設業の週休2日へ吹付ロボット
大和ハウス工業は、建設現場の働き方改革の一環として、鉄骨の柱や梁(はり)にロックウール・モルタルを耐火被覆吹き付けするロボットを開発。9月に竣工予定の同社東京都江東区有明の建設現場で16日、ロボットを報道陣に公開した。通常3人の職人が必要な作業を2人ででき作業を3割省力化。作業時間も2割短縮できる。同社はロボット化などで現場の生産性を高めることで2021年までに週休2日となる4週8休を目指す。
2018/04/17
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五輪暑さ対策全額補助で2区市募集
東京都は5日、「東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業」として、2020年東京オリンピック・パラリンピック会場周辺で、かつ観光客が多く集まる地域での暑さ対策設備導入の全額補助を行うと発表した。20日まで区市の公募を行う。今年度予算枠は1区市あたり5000万円で2区市を選定。熱中症予防を強化する。
2018/04/16
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<没後55年記念特集>青山士のパナマ運河開削時代~青春の情熱、唯一の日本人土木技術者~その1
「『その頃から、私の気がだんだん変になってきたんですよ』と、先輩(注:青山士〈あおやま・あきら〉)はなつかしげに笑いながらパナマ時代を回顧された。その精神の底には、なんとか全人類のための工事に参加しようという烈しい志が、大学生時代の青山さんの心につねに秘められていたのであろう。全人類の立場で仕事を選び、それを実行しようとする意志、このような人生観を培うことが出来たのは、青山さんが高校・大学時代、毎日曜日に通われた内村鑑三の影響がおそらく至大であろうと思われる(青山は生涯内村の唱えた無教会クリスチャンであった)」
2018/04/16
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働き方改革へロボット稼働を一元管理
NECは10日、企業の働き方改革を推進するRPA (Robotic Process Automation)の導入や運用を支援する製品として、現状の業務を可視化する「働き方見える化サービス」を強化するとともに、複数のロボットを一元管理できる「NEC Software Robot Solution マネージャ」を商品化し、販売を開始したと発表した。複数のロボットの状況を把握し、端末から実行状況まで一元管理することで、エラーによる業務停止やライセンス切れなどのリスクを軽減することができる。アセットを組み合わせたRPAソリューション群も今後順次拡大し、運用管理における利便性やセキュリティの向上を支援する。
2018/04/13
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GW中の海外旅行、感染症に注意
厚生労働省は6日、ゴールデンウィーク期間中に日本から海外への旅行者が多くなるのを見込み、海外渡航中に注意すべき感染症22種に関する情報をホームページに公開した。渡航中の注意徹底を呼びかけている。
2018/04/12
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職場のストレス、PCでチェック容易に
労働安全衛生法の改正により従業員50人以上の事務所に実施が義務化されている「ストレスチェック制度」について厚生労働省は3月30日、事業者がPC環境を使ってより制度を利用しやすくできる実施プログラムの改訂版を公表した。プログラムは公式サイトから無償でダウンロード可能。小さな不具合を修正しより安定して使える。
2018/04/11
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紛失物検知アンテナ、JR九州13駅に
IoTとスマホを活用した忘れ物自動通知サービスを提供するMAMORIO(マモリオ)は、同社が販売する忘れ物防止タグと通信して紛失物を発見しやすくする専用アンテナをJR九州の主要13駅に今月から導入している。首都圏を中心に公共交通機関や商業施設で設置が拡大しているが、九州地方での導入は初めて。
2018/04/10
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腕時計型着用センサーでストレス推定
NECは6日、腕時計型のウェアラブルセンサーを用いて、心理学の知見から新たに見出した生体情報から、従業員の長期ストレスを段階別で高精度に推定する技術を開発したと発表した。兆候を含めて把握することで、高ストレスになることを未然に防ぐ。
2018/04/09
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狭所でドローン防御し運転容易に
産業用ドローンの周辺機材を開発・販売するユークラフト(愛知県岡崎市)は、インフラ点検などローンを狭所で操作する場合に障害物との衝突や巻き込みを防ぐためのプロテクターを5月末から発売する。カーボン繊維パイプなどを製造するホーペック社との共同開発。
2018/04/05
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中高年の記憶力維持をサポート
ファンケルは3日、加齢に伴い低下する記憶力をサポートする機能性表示食品「記憶サポート」を19日から販売開始すると発表した。「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体」と「イチョウ葉由来テルペンラクトン」が、物忘れが多くなったと感じ始める中高年の記憶力を維持する。
2018/04/05
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熊本市の行政・教育をITで働き方改革
熊本市は3日、日本マイクロソフトと提携して、ICT技術やクラウドを活用した働き方改革推進で連携すると発表した。同市は来年4月までにマイクロソフトが提供するクラウドベースのソリューション基盤を市内1万2500人の市職員・教職員に導入。これらを活用し市職員・教職員の労働を効率化しながら、市民サービス向上や質の高い教育を目指す。平時の情報インフラを災害時にもそのまま活用できるようにする。すでに同社ソリューションを導入は企業・地方自治体は数百社あるが、今回の規模での導入する自治体は全国で初めてだという。
2018/04/04
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働き始める若者に労働法わかりやすく
厚生労働省は3月30日、新年度を迎えるにあたり働き始める若者に労働関係法制度をわかりやすく把握するために作成したハンドブック「知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~」とその副読本「これってあり?まんが 知って役立つ労働法Q&A」のリンクを公開し、2冊の活用を促している。
2018/04/04
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シート型センサーで睡眠状態を解析
凸版印刷は3月28日、シート型生体センサーにより心拍・呼吸データなどを取得し、リアルタイムに睡眠状態を解析できる見守りサービス「SensingWave(センシングウェーブ) 介護見守りシステム」を介護業界向けに4月より販売開始すると発表した。職員は介護対象者の就寝時間中に適切なタイミングでの声掛けができ、離床時などにはモバイル端末で通知を受けられるなど、介護負担の軽減や業務効率の改善ができる。
2018/04/02
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海外子会社のリスクを把握し対策の手立てを
海外企業をM&Aしたものの、その後のマネジメントに失敗し、大きな損失計上を出すケースが近年目立っている。海外子会社のリスクマネジメントにおける日本企業の問題点、海外子会社のリスクをカバーする保険について、スイスに本社があるチューリッヒ保険会社・企業保険事業本部の大谷和久本部長に話を聞いた。
2018/04/02
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国交省、自動路肩停車システムの指針
国土交通省は29日、ドライバーが急病などで運転できなくなった時に自動車を路肩に自動で退避し停止させるシステムの技術要件を定めたガイドライン(指針)を策定したと発表した。同省によると自動で路肩に退避するシステムのガイドラインは世界で初めてという。メーカーの安全システムの開発を促す。
2018/03/30
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建設現場の安全性向上IoTシステム
日立製作所は27日、IoT技術を活用し、建設現場の生産性や安全性を向上させるシステムを開発したと発表した。屋内・屋外問わず作業者や建設機材の位置情報をリアルタイムに把握することで、作業員の余剰・不足の検知や人員の適正配置ができ生産性が向上。転倒などの危険動作や熱中症環境のほか、立入禁止区域などへの進入を迅速に察知し、安全性を向上させる。
2018/03/30
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災害拠点病院完全耐震化やBCP策定推進
東京都は29日、今年度第4回東京都医療審議会を開催。2018~23年度までの第6次東京都保健医療計画について答申を行った。災害拠点病院の完全耐震化やBCP(事業継続計画)策定推進、東京DMAT(災害医療派遣チーム)の体制強化などが盛り込まれている。
2018/03/30
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東京都、エボラ対策など感染症予防計画
東京都は27日、「東京都感染症予防計画」の改定を発表した。2017年3月に国の感染症予防の基本指針が改められたのを受け、都でも2008年3月に策定された計画改定のため審議を進めていた。国際化が進展する中で、エボラ出血熱など国内未発生の感染症やデング熱など蚊媒介感染症への対策が盛り込まれた。
2018/03/30
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90カ国で安心のセキュリティ・医療を提供
世界90カ国に1000カ所の拠点を持ち、1万1000人以上のスタッフがいるインターナショナルSOS。日本では1996年から事業を展開。海外に進出する日本企業に対し医療や渡航安全管理対策といった手厚い支援を行っている。
2018/03/30
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中小企業7000社へのBCP支援目指す
中小企業庁は、中小企業や小規模事業者の災害対応力を強化するため、BCPの専門家派遣制度を開始した。
2018/03/28
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コンビナート域企業の安全策22事例公表
厚生労働省、経済産業省、消防庁の3省庁は26日、死者や重傷者など重大事故が引き続き発生している全国の石油化学工業団地(コンビナート)の安全性向上をめざして、コンビナート内でリスクアセスメントを通じて安全施策に取り組んでいる企業取り組みを調査した「リスクアセスメント良好事例集」を共同で公表した。重大事故が継続的に発生している全国15カ所の石油コンビナート地域内での安全策のノウハウを共有してもらうほか、域外の全業種でリスクアセスメントの重要性を啓発する。
2018/03/28
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日頃の取組と大がかりな抗菌処理で感染症対策
「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」など、日常の消費領域に関わるサービスを広く提供するリクルートライフスタイル。感染症対策に注力している。専門業者による作業のほか、日頃から組織の風通しの良さを感じさせる報告や協力も行い、改善を進めている。
2018/03/28
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サイバー攻撃や自然災害時の対応支援
NTTアドバンステクノロジは20日、サイバー攻撃や自然災害などの危機対応のマネジメントを統合的に支援するウェブシステム「@Rispida(アット・リスパイダ)」の提供を4月2日から開始すると発表した。サイバー攻撃発生時や、風水害、地震などの自然災害発生時に、災害状況の迅速な把握や災害対応の判断支援を行い、平常には業務を効率化ができる。
2018/03/23
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室内狭小空間にドローン点検提案
ブルーイノベーションは20日、製造、化学、エネルギー、インフラなどの企業を対象に、室内狭小空間に使える点検用ドローンを提供するサービスを開始すると発表した。点検用に特化したドローンを開発・製造・販売するスイスのベンチャー企業Flyability(フライアビリティ)社が開発した機体「Elios(エリオス)」を採用。自社の統合管理プラットフォームと機体を連携させて、国内のドローン点検市場に最適化したサービス展開を図る。
2018/03/22