危機管理担当者にお役立ち情報
連載・コラム
触って識別できる触覚記号「点字」
視覚障害者はその障害によって行動や行為が制限され、日常生活や社会生活に不自由が生じます。そのうちの一つは「文字の読み書きが困難になること」です。そのため視覚障害者の情報入手の方法として、電子ルーペや拡大読書器などの支援機器から文字を拡大して情報(視覚情報)を得ています。
2021/09/23
原因事象か結果事象かにこだわらず大局的視点で見る
近年はリスクの種類によらず結果事象ベースでBCPを組み立てることの重要性が指摘されています。しかしハザードには"因果性のジレンマ"があり、例えば「停電」は災害の結果事象であると同時に「PCが使えない」ことの原因事象でもあります。また防災・減災対策を講じる際には、リスクの特性を知るためにどうしても原因事象に遡らなくてはなりません。原因事象と結果事象を区別しない緊急対応プランのつくり方を解説します。
2021/09/22
楽しみながらいっしょに取り組む防災仲間の輪
今回会ってきた防災士さんは「トミー」こと今宮智未さん、そして「ヨッシー」こと杉谷佳美さんです。私の防災士活動の初期からご一緒させていただいているお2人で、防災の楽しさを教えていただいた方々です。あらためてお話をうかがい、しみじみ感じたのは仲間の大切さ。会社の防災担当の方々も、ぜひ仲間と一緒に楽しんで活動してほしい。そのための協力は惜しみませんので、お気軽にお声がけくださいね。
2021/09/20
今夜のおつまみにぴったり!豆腐レシピ
みなさんこんにちは! 今回は備蓄してある食品を組み合わせて、今夜のおかずやおつまみにぴったりのレシピを1分でつくりたいと思います! 火や包丁を使わずに簡単にできるので、ぜひつくってみてください。
2021/09/17
地域防災の担い手として期待される介護職員と保育士
高齢者や障がい者、子どもの生活を日常的に支える介護職員と保育士を合わせると、消防団員の4.6倍にも及びます。女性が多く、かつ、職住近接で働くそのマンパワーをうまく活用できれば、地域防災力は劇的に向上するのではないでしょうか。福祉の現場が防災に取り組む意義と今後目指すべき方向を解説します。
2021/09/15
河川のライブカメラを見る時のポイント(前編)
大雨となったとき、ライブカメラで川の様子を確認されたことはありませんか? ライブカメラの画像は避難などの意思決定に役立つ可能性を秘めていますが、使い方に問題があるとせっかくの利点が生かしきれません。そこで今回と次回の記事では、ライブカメラの映像を見るときの注意点やポイントについてまとめていきます。
2021/09/11
マルチハザードBCPを肥大化させないためには?
マルチハザードBCPに従来と同じ手順でリスクを追加していこうとすると、BCP全体が肥大化する可能性があります。文書のアップデートや点検に時間がかかるうえ、無計画にリスクを追加したBCPは非体系的で整合性もとれません。「BCPに何を書き、何を省くか」を自問自答しながら見直しを進める必要があります。今回はマルチハザードBCPの2つの文書構成のあり方について考えます。
2021/09/09
コロナ危機管理を「監査」できる唯一の社内部門とは?
事件・事故や災害が企業の事業活動に影響を与える際、その状況をタイミングよく発信することは取引企業と信頼関係を保つうえで重要なばかりでなく、社会的なブランド価値をも左右します。そうした外部視点の有無は、重要なBCP評価指標の一つ。ただしそれは広報部門だけの問題ではありません。広報は企業の危機管理部門、経営陣の問題を如実に反映する、ある意味で怖い要素です。
2021/09/08
9.11東海豪雨―9月の気象災害―
9.11(セプテンバー・イレブン)と言えば、2001年9月11日の米国における同時多発テロ事件を思い起こす人が多いだろう。事件後には、同名の映画も作られた。あれから、もう20年が過ぎた。今回とりあげるのは、この事件ではなく、その前年(2000年=平成12年)に日本で発生したもう一つのセプテンバー・イレブン、「東海豪雨」である。
2021/09/02
第154回:米国における自然現象に対する各郡ごとの災害リスク指数
今回は米国のFEMA(連邦緊急事態管理庁)が公開しているNational Risk Indexを紹介させていただく。これは直訳すれば「全国リスク指数」ということになると思われるが、米国における自然現象(natural hazards)によるリスクの大きさを、郡(county)ごとに色分けで示したものである。
2021/08/24
令和元年東日本台風での浸水被害から工場再稼働へ
長野県千曲市に本社を置く寿高原食品株式会社は、2019年10月の台風19号で同社の豊野工場が浸水の被害にあった。多くの北陸新幹線が水没した長野新幹線車両センターから1キロメートルほどの距離だ。「過去に千曲川支流の浅川や鳥居川が氾濫したことがあり、2代目の祖父が1.2~1.5メートルの盛り土を実施して建てた工場だった。年間売り上げが約35億の会社で復旧まで6億円ほどの被害が発生した」と説明するのは代表取締役社長の水井寿彦氏だ。
2021/08/23
ピクトグラムを含めた視覚記号の限界と未来
東京オリンピック開会式で話題になったピクトグラムのパフォーマンスが国内だけでなく海外の人からも称賛の声が続出したようです。開会式後、私に問い合わせがありましたが、東京オリンピック開会式に関わっていません。私であれば、無観客だからこそ空席を利用したピクトグラムアート(デジタルアート作品)で演出していました。
目的は「事業影響の可視化」 手段は柔軟に考える
BCPやBCMの内容に踏み込んでいく時、避けて通れない要件に「事業影響度分析(BIA)」があります。事業中断の際、主要な製品・サービスを提供し続けるにはどの業務をいつまでに再開すればよいのか、その目標復旧時間(RTO)を割り出すのがBIAです。が、果たしてBIAは中小企業にも必須なのか、そしてマルチハザードBCPにも必要なのか。今回はこれをテーマに考えます。
2021/08/19
災害情報を「伝える」立場で地域を守り励ます存在
災害情報などのニュースを伝える側の人たちに、防災士の方が増えたように思います。伝える側が防災を学び、適切に命を守る行動を発信するのは、とても心強いこと。今回私がお話を伺ったのは、まさに情報を伝える側にいらっしゃる、奈良県五條市のFM五條のメインパーソナリティーを務めていらした斎藤有紀さんです。地元を大切に想う気持ちがとっても素敵な方でした!
2021/08/18
備蓄品で簡単につくる「あさりの洋風リゾット」
みなさんこんにちは! 今回は、備蓄してある食品を組み合わせて、あさりの洋風リゾットをつくりたいと思います。 リゾットって聞くと難しそう…と思われるかもしれませんが、生米からフライパン一つで簡単にできますので、ぜひつくってみてください。
2021/08/06
大雨前後の従業員への注意喚起を改善するには?
リスク対策.com編集部が昨年実施した「組織における風水害対策調査」の結果を見ると、多くの企業が風水害対策として「大雨前後の従業員への注意喚起」に力を入れていると回答しています。しかし一言で「注意喚起」と言っても、中身に当たるメッセージで何を伝えるかが肝心です。例えば次のような総論的なメッセージを発信していませんか?
一つのシートで比較することで共通項が見えてくる
マルチハザードBCP策定のカギは「リスクアセスメント」です。このステップを踏み、複数のハザードの評価を一つのシート内で可視化することにより、それぞれの内容を比較検討できます。逆にそれがなければ、地震なら地震だけを念頭に置いて議論するしかありません。今回はマルチハザードBCPにおけるリスクアセスメントのあり方を解説します。
2021/08/05
豪雨災害から住民を守りたい、行政のためのリスクコミュニケーション
災害時の危機管理を効果的に行えるよう、平時に行うリスクマネジメントにおいて、住民の考え方を理解し、彼らに実際に行動を起こさせるコミュニケーションができるよう備えをすることが重要です。
2021/08/04
災害時に守るべきは命だけでなく人間の尊厳
筆者らが運営する福祉防災コミュニティ協会は6月26日、福祉と防災に関するシンポジウム「福祉防災元年~避難確保、BCP、個別避難計画、福祉避難所~」をオンラインで開催しました。基調講演は浅野史郎先生(本協会会長、元宮城県知事)。「障がい者観」について話され、防災においてなぜ災害弱者という言葉が課題になるのかにも言及されました。講演概要を紹介します。
北海道豪雨―8月の気象災害―
北海道は国土の最北部に位置し、気候区分としては亜寒帯に属する。その北海道でも、豪雨の発生することがある。最近では、2016(平成28)年の8月後半、北海道に相次いで上陸または接近した4個の台風による豪雨が記憶に新しい。それ以前の豪雨事例としては、2003(平成15)年8月の日高地方を中心とした豪雨もあるが、北海道の防災関係者が「五六水害」と呼んで教訓としてきたのは、1981(昭和56)年8月の北海道豪雨である。
2021/07/26
社会課題をピクトグラムアートで解決する!
社会課題をアートと情報デザインで解決した「ピクトグラムアート」前回(「津波フラッグ」を知っていますか?)では、津波フラッグの説明をして代替案を発表するところで終わりました。それでは先に作品を発表してから説明していきます。
2021/07/25
第149回:事業継続マネジメントの活動がどのくらい定着しているのか(主に米国)
今回紹介する報告書は、事業継続マネジメント(BCM)に取り組む実務者に対するアンケート調査を通して、BCMへの取り組み方のトレンドを探ろうとするもので、米国のBC Management社によって10年以上にわたって続けられている調査の最新版。事業継続プログラムへの取組状況を具体的につかみやすい調査結果が多数掲載されている。
2021/07/20
非常用の対策を追加的に増やしていく発想から脱却
防災・減災対策や事業継続対策は、ほとんどが日々の経営とは別次元の「非常用」の位置づけです。非常用の対策をリスクの数だけ「追加的」に導入していく考え方では、中小企業がマルチハザードBCPに取り組むのは難しい。従来の発想に代わるアプローチ手法として、今回は「リモートワーク(テレワーク)」と対策の「共通化」を提案します。
第148回:製造業における稼働停止による損失額の定量化
今回紹介するのは、主に機械や設備のトラブルなどによる不稼働時間がもたらすコストに関する報告書。不稼働時間がどのくらいの損失につながるかが示されている。
2021/07/13
改めて確認したい土砂災害関連情報の意味
梅雨前線に伴った大雨による土砂災害が静岡県熱海市をはじめ、全国各地で発生しています。土砂災害の可能性が予測される時には、「大雨注意報」や「大雨警報(土砂災害)」、「土砂災害警戒情報」、「土砂キキクル」(大雨警報=土砂災害の危険度分布)、「大雨特別警報(土砂災害)」で注意や警戒が呼びかけられる仕組みが整っていますが、それらの情報が何を意味するのかは分かりづらい点があります。そこで今回の記事ではそうした情報が意味することについて基本的なところから確認していきましょう。
2021/07/09
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サバイブできる企業のコミュニケーション術SNS投稿が奪った200億円組織の信頼~なぜ謝罪の言いぶんが事態を悪化させたのか~
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防災・危機管理ニュース三菱UFJ銀、ネットバンク不具合=サイバー攻撃か、「データ流出ない」
インタビュー能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
オピニオン2024年を振り返る
インタビュー企業には社会的不正を発生させる素地がある
セミナー・イベントキーワードで振り返る今年のリスクと2025年の課題特別講演 防災庁構想を機に考える日本の危機管理
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』風の強い日にフリースをアウターに着るのは間違い?!
共感社会と企業リスク戦略的広報の仕掛け人がなぜ相次ぎ炎上?
危機管理・事業継続手法が学べる国際資格取得研修
世界に通用するサイバーレジリエンス資格取得のための研修講座
サステナブル&レジリエントなBCP対策の実現へ
危機管理とBCPのおススメ本
危機管理白書2025年版
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
危機管理白書2024年版
2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]
危機管理白書2022年版
2022危機管理標語カレンダー【秋編】
2022危機管理標語カレンダー【夏編】
2022危機管理標語カレンダー【春編】
御社の状況に応じたBCPの改善方法が分かる!BCP診断ツール
一人一人の危機管理力を高めるワークショップ型訓練の進め方