今回、坂井さんがお住まいのマンションのエントランスでお話をお伺いしました!ホテルのエントランスのような素敵なマンション!

■ついに“マンション防災”に踏み込む

先日、マンション防災について学びました。“マンション防災”はそれぞれのマンションが自主的に行うことになっているため、取り組みの差も大きいと感じています。

今回、認定NPO法人かながわ311ネットワークでマンション防災を担当され、その大切さを伝えている坂井誠仁さんにお会いし、活動に至る経緯はもちろん、ご自身のマンションの取り組みなども伺ってきたかんね。

画像を拡大 消毒スタンドも、防災マニュアルもおしゃれ!さすが!

ということで、今回ご登場いただくのは、マンション管理士であり、マンション防災講師であり、ご自身の住むマンションの自主防災委員会の委員長でもあり、端唄三味線のカルチャースクール講師でもあり、ご自身では「歴BOW(歴史@防災)エクスプローラー」と名乗る坂井誠仁さんです(防災士はお持ちでないので今回も特別編です)。

実は坂井さんは水戸のご出身!同郷(またまた魅力度ランキング47位に返り咲いた茨城県)ということもあり、勝手に親近感を持ってしまいました。ちなみに水戸の川沿いにある坂井さんのご実家は昭和61年の那珂川の堤防決壊寸前で避難したものの、友人が流されて亡くなる経験をされ、その時感じたことも現在の活動に反映されています。

今回、個人的にお話を伺うのは初めてでしたが、お話を伺っていくと、先日受講した講座(坂井さんが担当されていたのは管理規約と防災設備という堅い内容)とのギャップからか、なんだかとっても気が楽になり、“頑張らなくていいんだ”と思えたことが一番の収穫だったように思います。

なんだか失礼な感じ!と思われたかもしれませんが「防災は本来、頑張らなくていい」ということを再認識させてもらいました。むしろ頑張ってしまうと空回りになってしまうのです。特にマンション防災は。

現状、私が住むマンションにはしっかりとしたマンション防災組織がなく(あるにはあるけれど稼働していない)、各戸に配られる防災マニュアルや手引きのようなものも存在しないのです。お話を伺っていたら、それならそれでいいのかな?なんていう気持ちもわいてしまいました(汗)が、安心してください!私もついにマンション防災の扉を開きましたよ。これは坂井さんのおかげです。

どのように開いたかというと、管理会社に連絡し、現在の取り組みを聞き、何かお手伝いできることがあれば声をかけてくださいとお伝えしただけです。今日からいつ声がかかるかドキドキの日々です。

しかし、こんなふうに入口さえわかれば、もしかしたら私のように、どうなっているのかな?できることがあれば何かするのにな、と思っていた人が参加しやすいのではという期待が膨らみました。