自然災害
-
近代防災の歩んだ道、立っている場所
関東大震災から100年――。20世紀初頭の日本は、どのような社会だったのでしょうか。繰り返し襲う自然の猛威にどう備えていたのでしょうか。当時の国際情勢や統治機構をふまえつつ、災害対策の変遷を振り返ることで、現在の防災がどこに立っているのかを探ります。また昨今の相次ぐ不祥事を受け、いま組織に求められる危機管理について考えます。
2023/11/01
-
Teamsで膨大な災害情報を簡単に共有できる仕組み
パナソニックグループは、日常的に業務で使っているTeams上で、発災時に素早い情報共有を実現するシステム「災害ポータル」を開発し、運用を開始した。誰もが普段から頻繁に利用しているTeams上で稼働するシステムのため、災害時にも簡単に使うことができる。またローコード開発ツールであるMicrosoftのPower Appsを使うことで負担を抑えることにも成功した。
2023/10/27
-
桜島で山体膨張示す地殻変動 24日に一度解消するも再び… 鹿児島
桜島では、山体膨張を示す地殻変動が再び、観測されています。 気象台によりますと、桜島では26日午前0...。
2023/10/26
-
第237回: 危機管理への取り組み方の現状や実務者の課題認識
今回紹介するのは、BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCIが、組織における危機管理体制の状況やトレンドを把握することを目的に実施した調査結果レポート。今後5年間に危機管理のための投資が増えると思うかどうかを尋ねたところ、回答者の5割強が増えそうだと予想している。
2023/10/25
-
リソースはないけど、やらなくちゃ!
BCPは策定したものの「果たしてこれでいいの?」と思っている担当者の方は多いのではないでしょうか。そうした問題意識に応えるため、本連載ではざんねんなBCPが生まれる原因と対処を考えます。第1章として「リソース制約と事業継続戦略の検討・見直し」のなかに潜む「あるある」を論じていますが、今回は「時空を超えるBCP」を取り上げます。
2023/10/24
-
あなたのオフィスは大地震のときどうなる?
首都直下地震や南海トラフ地震の際、オフィスビルの構造、あるいはビル管理の行動は、BCPの初動に大きく影響します。東京や大阪、名古屋などにオフィスを構える企業にとって、自分たちが働くビルは巨大地震を受けてどうなるのか、何ができて何ができなくなるのかを知ることは非常に重要。そのための17の確認事項を解説します。
2023/10/20
-
災害時の緊急情報を多言語でタイムリーに配信
ゼンリンのグループ会社でデジタルサイネージを活用したDX支援事業を行うWill Smartは、災害時の緊急情報や避難情報を多言語でタイムリーに配信する「Will-Sign(ウィル サイン)コンテンツパッケージ」(サービス開始日:11月1日)を提供する。デジタルサイネージによる多言語コンテンツやリアルタイムでの情報配信機能、スマートフォンとの連携機能などを各種事業者向けにパッケージ化したもので、人手不足で十分な案内ができない場合や、多言語での案内が難しい場合のソリューションとして提案する。
2023/10/19
-
マリアナ海域漁船集団遭難――10月の気象災害――
気象庁は、顕著な自然災害が発生した場合に、その原因となった現象に固有の名前を決めることがある。これまでに命名された気象現象は全部で32にのぼるが、現象名に島の名前が使われたものが4つある。そのうち、3つは宮古島(沖縄県)であり、残る1つは沖永良部島(鹿児島県)である。これらは、いずれも台風の名称になっている。
2023/10/19
-
危機管理産業展2023ビッグサイトで開催
「危機管理産業展2023」は10月11日~13日、東京ビッグサイトで開催。「防災・減災」「BCP・事業リスク対策」「セキュリティ」などの分野から約230社が出展し、3日間で約1万5000人が来場しました。今回は関東大震災100年の節目にあたることから、防災・BCPと都市が抱える課題の同時解決を図る商品・サービスをピックアップして紹介します。
2023/10/18
-
都市ガス混焼で給電時間を延長できるディーゼル発電機
ヤンマーエネルギーシステムは、都市ガス混焼仕様のディーゼル非常用発電機(AY20L、AY40L)を販売する。非常用電源の設置が義務付けられる施設や、BCP対策が求められる企業・オフィスビルへのソリューションとして提案するもの。液体燃料タンクの設置スペースに制約があり、十分な備蓄燃料を確保できない施設の場合でも、一般停電時に都市ガス13Aを混焼させることで主燃料であるA重油・軽油の消費量を低減し、発電時間を延ばすことができる。
2023/10/17
-
伊豆大島土砂災害10年で追悼式 死者36人、今も3人不明
死者36人、行方不明者3人に上った2013年の伊豆大島の土砂災害から16日で10年を迎えた。町は防災...。
2023/10/16
-
リソースベースのBCPは実効性の認識が高い?
リスク対策.com が行ったアンケート調査によると、「特定の災害など1つのリスを想定し、BCPを策定している」組織より、「特定の災害や事故などは想定せず、さまざまな経営資源が使えなくなった場合を想定してBCPを策定している」組織の方が、災害などの有事の際、BCPが期待通りに機能すると考えている傾向が明らかになった。調査は、「組織における風水害対策に関する調査」の一環として、7 月13 日から25日までリスク対策.com のメールマガジン購読者を対象にインターネット上で実施した。計208の有効回答を得た。
2023/10/16
-
UACJの事例を基に学ぶ「全社を巻き込むリスクマネジメント活動」/グループワーク「リスクマネジメント部門の役割と課題の解決方法」
2023年11月の危機管理塾は11月16日16時から行います。今回の発表者は、株式会社UACJ経営戦略本部リスクマネジメント部長の小野田 範子氏です。
2023/10/13
-
被災しても周辺地域に影響は出さない
総合化学メーカーの旭化成グループで最大の生産拠点を統括する延岡支社(宮崎県延岡市)は、東日本大震災以降、災害対応力の向上に取り組んでいる。同支社が管轄するのは延岡市と日向市にある二十数拠点に及ぶ工場。その多くが、住宅地や商業施設と密着し、化学物質を扱う工場も含まれるため、被災時に従業員の安全を確保するとともに近隣に影響を与えないようにすることを延岡支社の災害対策の目的にしている。これまでも工場施設の耐震補強、貯蔵タンクの流出防止対策、避難タワーや防潮堤の建設を実施してきたが、近年はITを駆使した情報共有システムも整備した。
2023/10/12
-
台風で停電した施設での委託業務中に死亡した男性…遺族に静岡市が賠償金約3300...
2022年の台風15号により、停電した排水処理施設で70代の男性が死亡した事故をめぐり、管理を委託し...。
2023/10/10
-
日本財団が「協定福祉避難所」の充実に助成事業
日本財団は、災害後に自治体との協議で開設する「協定福祉避難所」への助成を開始しました。昨今の災害で高齢者の逃げ遅れが頻発したことから、国は行政による「指定福祉避難所」の整備をあと押し。しかし十分進んでいません。日本財団の助成は、協定福祉避難所を支援することで実質的に福祉避難所を底上げするねらい。積極活用を期待します。
2023/10/06
-
監視・連絡網からBCPまでIT連携必須の時代
官民あげてDXが叫ばれる一方、セキュリティーインシデントが後を絶ちません。取り扱うデータの質と量が上がり、サービスレベルが上がり、IT依存度が上がれば、求められるセキュリティーレベルも上がり、システム停止時の影響も増大します。DX時代のセキュリティーインシデント対応について、東洋大学情報連携学部の満永拓邦准教授に聞きました。
2023/10/04
-
第236回: 世界の事業継続関係者は気候変動リスクへの適応にどのように取り組んでいるのか(2023年版)
今回、紹介するのは、世界の事業継続関係者が気候変動リスクに対してどのように認識し、対策に取り組んでいるか(いないか)を明らかにしようとした報告書。特に事業継続との関連が深く、実務に比較的近い課題に関するデータを選んで紹介する。
2023/10/04
-
IT-BCPとBCPの連動に向け情報システム部門と意思共有
ITに特化したファイナンス企業のJECCは2019 年に取り組み始めたBCP の充実化を進めています。基本的に在庫持たないビジネスモデルのため、災害時の復旧の鍵になるのは顧客情報の保持。情報システム部門と協力し、IT-BCPとBCPの連動に向けて動き出しています。
2023/10/04
-
東京・代官山にコンテナ型独立電源あらわる
9月28日・29日、東京・代官山の商業施設にコンテナ型の独立電源ユニットがお目見えしました。輸送用の10フィートコンテナに0.5キロワットの小型風力発電と2.2キロワットの太陽光発電、8.8キロワット時の蓄電池を搭載し、平時は倉庫や休憩所などに活用、非常時は被災地に運んで給電を行います。突如現れたハードなフォルムを多くの人が足を止めて眺めていました。
2023/10/03
-
DX時代のITセキュリティー、IT-BCP、BCP
官民あげてDXが叫ばれる一方、セキュリティーインシデントが後を絶ちません。専門家のインタビューと事例から、DX 時代のITインシデント対応、IT-BCP、BCPのあり方を探ります。恒例の事例紹介は、不確実性の時代をにらんでリスクマネジメント改革を進める企業の取り組みを紹介します。
2023/10/01
-
9月の台風発生数は統計開始以来、最少タイ「2」
今年の9月は台風の発生数が「2」となり記録的な少なさとなりました。9月として統計開始以来、最少タイと...。
2023/10/01
-
台湾有事を想定したリスクマネジメント【追加開催】~我がこととして考える危機対応模擬演習~
9月26日に開催した危機管理塾の追加開催となります。テーマは、台湾有事を想定したリスクマネジメント~我がこととして考える危機対応模擬演習~。
2023/09/29
-
BCPで本当に役に立ったこと~台風19号で被災しながらも復旧し、成長を続ける企業から奏功したポイントを学ぶ~
2023年10月の危機管理塾は10月10日16時から行います。今回の講師は、半導体産業向けフッ素樹脂製品を主力とするNiKKi Fron 株式会社(長野県長野市)社長の春日孝之様です。
2023/09/28
-
集合住宅に設置できる水道直結型非常用貯水タンク
テクノフレックスは、集合住宅の断水時に必要な飲料水を提供する、水道直結型の非常用貯水タンク「Multi Aqua(マルチアクア)」(S1、P1、P2、C)を販売する。天井裏のダクトスペースやキッチン内のデッドスペース、玄関横のパイプスペースなどの専有部と、敷地内のデッドスペースなどの共有部に設置できるもので、3階まで給水可能。10回踏むと約1.5リットルの水が供給される。
2023/09/27