室内の空気だけでなく、壁や床、物体の表面に付着したウイルス、菌類、カビなどにも効果を発揮するという

カーボントレードは、コールドプラズマ技術を使ってROS(Reactive Oxygen Species、活性酸素種)エアーを生成・放出し、人が生活する様々な場所でウイルスや細菌類・カビ等を除去する空間浄化器「CHEFER AIR」(CT-21型、CT-11型)を販売する。一般的な空気循環フィルター方式の空気清浄機では対応できない壁や床、物体の表面に付着したウイルス、菌類、カビなどにも効果を発揮するもので、無害なため、人が活動しながらでも連続稼動させることができるという。

同製品で用いられるROSとは、大気中に含まれる酸素分子が、より反応性の高い化合物(一重項酸素、OHラジカル、気相過酸化水素)に変化したものの総称で、微細有機物の酸化促進や滅菌の効果を持つ。微細有機体のタンパク質被膜から水素(H)を引きはがしたり、酸素(O)が被膜に取り付いたりすることで、有機体の破壊や酸化が促進し、ウイルスや細菌類が急速に不活化して減退していく仕組み。

ROSの効果を検証する試験では、2時間の実施で新型コロナウイウルスが99.61%以上、インフルエンザウイルスが96.84%以上、大腸菌が98.11%以上、ブドウ球菌が99.95%以上抑制されたという。

CT-21型は、100平方メートル程度のインドア空間に置いて使用できる据置型。オフィス、店舗、イベント会場、施設、学校、病院などでの活用を提案する。サイズは高さ400×幅200×奥行き200ミリメートル。重量は6.3キログラム。定格電力はDC12ボルト(ACアダプタ付属)。定格電流は0.5アンペア。消費電力は6.0ワット。

CT-11型は、充電式で持ち運び可能なモバイルタイプ。車の中や小さめの会議室、飲食店の個室など、10平方メートル程度の空間での活用を提案する。サイズは高さ155×幅55×奥行き28ミリメートル。重量は150グラム。外部電源接続はUSB Type-Cで、電源電圧はDC5ボルト、電源電流は0.6アンペア。充電時間は約2時間。駆動時間は連続運転で約6時間、間欠運転(1分運転、5分停止)で約30時間。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部