海外リスク
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南シナ海衝突、対応撤回で混乱=「大統領府に広報担当必要」と識者―フィリピン
【マニラ時事】フィリピンが実効支配する南シナ海のアユンギン(中国名・仁愛)礁付近で先月起きた比物資運搬船と中国海警局船舶との衝突を巡り、比政府がいったん発表した対応策を直後に撤回し、波紋を広げている。
2024/07/13
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米AT&Tで大規模データ流出=サイバー攻撃、顧客1.1億人に影響か
【ニューヨーク時事】米通信大手AT&Tは12日、サイバー攻撃を受け、同社携帯電話顧客の通話やメッセージに関する大規模なデータ流出が起きたと発表した。米メディアによれば、約1億1000万人の顧客が影響を受けた可能性がある。
2024/07/13
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中国GDP、会見行わず=3中総会影響か
【北京時事】中国国家統計局は12日までに、15日に発表を予定する2024年4~6月期の国内総生産(GDP)について、ウェブサイト上で公表すると明らかにした。通常実施している記者会見は行わない。
2024/07/13
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バス2台が川転落、60人超不明=ネパール
【ニューデリー時事】ネパール中部チトワン郡で12日、山沿いを走行していたバス2台が土砂崩れに巻き込まれ、川に転落した。乗客ら計60人超が行方不明となり、当局が捜索に当たっている。地元メディアが伝えた。 転落したバスのうち1台には40人以上、もう1台には20人以上が乗っていた。
2024/07/12
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中国軍、太平洋で活動活発化=北朝鮮の核開発「質的向上」―防衛白書
木原稔防衛相は12日の閣議で、2024年版防衛白書を報告した。中国の軍事動向について「西太平洋など(小笠原諸島とグアムを結ぶ)第2列島線に及ぶわが国周辺全体での活動を活発化している」と強調。北朝鮮の核・ミサイル開発の進展も取り上げ、「質的な能力向上に注力している」と危機感を示した。
2024/07/12
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環境活動家10人に禁錮刑=強まる弾圧、欧米が懸念―カンボジア
【バンコク時事】カンボジアの環境保護団体「マザー・ネーチャー・カンボジア」のメンバー10人が今月、国王に対する不敬罪と国家への陰謀の罪で、裁判所から最長で禁錮8年の刑を言い渡された。国連や欧米各国は、人権活動家への弾圧が強まっているとして懸念を表明した。
2024/07/12
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中国機器を段階的に禁止=5G事業者と合意―独政府
【ベルリン時事】ドイツ政府は11日、国内通信事業者と、高速大容量規格「5G」網で中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)製品の使用を段階的に禁止することで合意したと発表した。経済安全保障の観点から、中国機器の使用は危険と判断した。
2024/07/12
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機密回線設置で合意=岸田首相、NATO事務総長と会談
【ワシントン時事】岸田文雄首相は11日午前(日本時間同日夜)、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と米ワシントンで会談した。日本とNATOの安全保障協力を深化させるため、機密情報をやりとりできる専用通信回線を設置することで合意。偽情報対策での協力も申し合わせた。
2024/07/11
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外資企業の安全確保を要請=中国の邦人襲撃事件で日系団体トップ
【北京時事】北京などに拠点を置く日系企業団体、中国日本商会の本間哲朗会長(パナソニックホールディングス副社長)は10日、記者会見し、江蘇省蘇州市で先月起きた日本人母子襲撃事件について、「大変ショックだった」と述べた。
2024/07/10
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ガザ、避難テント空爆で29人死亡=停戦交渉、本格化
【カイロ時事】ロイター通信は9日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス東部にある学校付近を空爆し、少なくとも29人が死亡したと報じた。避難民が多く身を寄せるテントが攻撃を受けたという。ガザ当局者の話として伝えた。 イスラエル軍は報道を受け、調査に着手。
2024/07/10
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インド首相、プーチン氏に自制促す=「戦争でなく対話を」
ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相が9日、モスクワで会談した。ウクライナ侵攻に関し、モディ氏は「戦争で解決せず、対話が必要だ」と強調。ロシアは「戦場の現実」が和平交渉の基礎だとしてウクライナに事実上の降伏を迫っているが、モディ氏はプーチン氏に自制を促した。
2024/07/09
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NATO、対ロシア鮮明に=インド太平洋とも連携―首脳会議、開幕へ
【ワシントン時事】北大西洋条約機構(NATO)は9日、米ワシントンで首脳会議を開く。会合は3日間の予定。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続が主要議題で、ロシアとの対決姿勢を鮮明にする見通しだ。ロシアが中国や北朝鮮などと関係を深める中、日本を含むインド太平洋の友好国との連携も打ち出す。
2024/07/09
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ハリケーンで4人死亡=米
【ヒューストンAFP時事】米南部テキサス州にハリケーン「ベリル」が上陸し、少なくとも4人が死亡した。地元当局が8日発表した。約260万世帯が停電に見舞われた。 ベリルは8日朝、テキサス州に上陸し、夕方には勢力を弱めて熱帯低気圧となった。
2024/07/09
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左派連合が勝利=多数派形成、難航必至―マクロン氏は拒否反応・仏総選挙
【パリ時事】フランス国民議会(下院、定数577)総選挙の決選投票は7日、即日開票が行われ、急進政党「不屈のフランス(LFI)」を中心とする左派連合が勝利した。ただ、左派は過半数に程遠く、第2勢力に転落したマクロン大統領の中道連合との協力が不可欠。
2024/07/08
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ウクライナ各地にミサイル、36人死亡=首都の小児病院にも攻撃
【キーウ時事】ロシアは8日午前(日本時間同日午後)、侵攻を続けるウクライナの複数の都市に大規模なミサイル攻撃を加え、ロイター通信によると、全土で少なくとも36人が死亡した。首都キーウ(キエフ)も攻撃され、21人が死亡した。最近では最も激しい攻撃とみられる。
2024/07/08
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左派連合が勝利=首相辞意、与党は第2勢力に―仏総選挙、極右は最終盤で失速
【パリ時事】7日行われたフランス国民議会(下院、定数577)総選挙の決選投票は即日開票の結果、政権が強行した年金改革の廃止などを訴えた左派野党連合が事前の予想を覆し、最多議席を獲得して勝利した。マクロン大統領の中道与党連合は第2勢力に後退。
2024/07/08
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カーボンオフセット・クレジットの仕組みとリスク ~信頼性を高めるポイント~
7月のESGリスク勉強会の発表者は、カーボンオフセット事業など環境ビジネスを幅広く展開するエレビスタ株式会社カーボンニュートラル事業部プロダクトマネージャーの荒井竜馬氏です。
2024/07/08
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不慣れな土地でもっともらしいセリフ、見破れるか?
日本では高齢者を狙った特殊詐欺の被害が数多く報じられていますが、海外の、一般的に犯罪が少ないとされる国においても、現地事情に詳しくない外国人を狙った各種詐欺が報告されています。社会情勢に応じてさまざまな詐欺が編み出されるなか、海外出張者や駐在員が被害にあわないよう、よくある手口や最新の手口を紹介します。
2024/07/08
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イラン体制変化へ圧力を=大統領選の改革派当選受け―イスラエル外相
【カイロ時事】イスラエルのカッツ外相は6日、X(旧ツイッター)に投稿し、イラン大統領選で改革派のペゼシュキアン元保健相が当選したことを受け、保守強硬派の最高指導者ハメネイ師が率いる体制に国民が「変化と反対」を突き付けたと指摘した。その上で、イランに対する国際社会の圧力強化を訴えた。
2024/07/07
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ロシアは軍事協力維持=イラン製兵器でウクライナ侵攻
ロシアはイラン大統領選の結果にかかわらず、軍事・エネルギー協力の路線を維持したい考えだ。プーチン大統領は6日、勝利した改革派ペゼシュキアン元保健相に祝電を送った。近く電話会談するとみられる。 停戦の道筋が立たず、ウクライナ侵攻がさらに長期化する中、継戦には安定した兵器調達が必要。
2024/07/06
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外交は基本的に路線踏襲=労働党政権、日本重視も継続―英総選挙
【ロンドン時事】英総選挙で勝利した労働党は、保守党政権時代に離脱した欧州連合(EU)との関係強化を目指すなど、外交政策で一定の独自色を打ち出していく方針だ。ただ、ウクライナ支援や国防、アジア戦略といった課題では前政権の路線を基本的に踏襲。新政権でも、対日関係を重視する流れが続くとみられる。
2024/07/06
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世界のリスク・地震情報を収集するリスク管理システム
SOMPOリスクマネジメントは、「拠点の今と未来がわかる」をコンセプトに、企業のリスク管理をWEB上で支援するサービス「SORAレジリエンス」において、世界各地のリスク情報を収集できる新機能「グローバルアラート」と、新コンテンツ「世界の地震情報」を提供する。「国内のリスク情報だけではなく、世界中の様々なリスク情報も確認したい」、「海外拠点や世界中のサプライチェーンのリスク管理に活用したい」といった顧客の要望を受けて展開するもの。
2024/07/06
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改革派と保守強硬派が接戦=決選投票、6日に結果判明―イラン大統領選
【イスタンブール時事】イランで5日、大統領選の決選投票が行われた。国際協調を志向する改革派のペゼシュキアン元保健相(69)と、欧米との対立継続も辞さない保守強硬派のジャリリ元最高安全保障委員会事務局長(58)の争い。接戦が予想される中、最新の情勢調査では改革派の優勢が伝えられる。
2024/07/05
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「日本に干渉の権利ない」=中国
【北京時事】中国外務省の毛寧副報道局長は5日の記者会見で、中国の海洋調査船が東京都の沖ノ鳥島北方海域にブイを設置したことを日本側が批判したことに反発し、「日本に干渉する権利はない」と述べた。 毛氏は、ブイは津波観測用で「科学研究と公益が目的」だと主張。
2024/07/05
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中国、日本の大陸棚にブイ=太平洋側は異例、政府「遺憾」
政府は5日、中国の海洋調査船「向陽紅22」が、太平洋の沖ノ鳥島(東京都)北方に位置する日本の大陸棚の海域にブイ(浮標)を設置したと明らかにした。目的や計画などの詳細を示さないまま設置したとして、林芳正官房長官は記者会見で「遺憾だ」と表明。「中国の海洋活動全般にさまざまな懸念や疑念がある」と指摘した。
2024/07/05