インタビュー・講演録
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【令和元年東日本台風から1年】日本社会は災害とどう向き合うのか
新型コロナウイルスへの警戒が続く中、今年も大きな自然災害が日本を襲っています。7月の豪雨は熊本県南部を中心に九州各地で水害をもたらし、球磨川水系では多くの人命を奪いました。一方で、早めの避難など国民の防災意識も変わってきたように思えます。しかし、片田敏孝・東京大学大学院情報学環特任教授は「国民の〝おびえ〟のレベルが上がっているだけではないか」と指摘。その上で、このコロナ禍での気づきを、これからの防災や危機管理に生かしていくことが重要だと強調します。
2020/10/15
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12時間後の雨量予測ができなければ日本の防災力は向上しない
現在、日本列島は台風シーズンの真ん中。最近は過去に例がないような豪雨が相次ぎ、今年の「令和2年7月豪雨」も観測地点の雨量合計が2年前の西日本豪雨を超え、1時間50ミリ以上の発生回数は1982年以降で最多となった。「激甚気象」の原因は何か、今後も増えていくのか、予測は可能なのか。名古屋大学宇宙地球環境研究所の坪木和久教授に聞いた。
2020/10/12
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コロナ対応に求められるリスクコミュニケーション
新型コロナウイルスの対応を巡っては、組織内のコミュニケーションがうまくいっていないケースもあるようだ。未知のウイルスなだけに、人によってリスクの受け止め方や考え方が異なり、ちょっとしたことで、お互いの不信感が高まってしまう。顧客などとの対外的なコミュニケーションについても、どのような文面にするか、どのタイミングでどう発表するか、悩む企業は少なくない。リスクコミュニケーションに詳しい放送大学教授の奈良由美子氏に、ポイントや注意点を解説してもらった。
2020/10/01
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コロナ対応から見えてきた課題と強化すべきポイント
新型コロナウイルスの感染拡大に加え、近い将来の発生が予想される巨大地震、激甚化する風水害、事業継続を脅かす事象は増える一方だ。が、数多の危機を乗り越えて得た教訓は大きい。これまでの取り組みの何が機能し何が足りないのかが明らかになってきた。地震・津波を想定した事前対策に早くから取り組んできた鈴与グループの後藤大輔室長に、見えてきた課題と強化すべきポイントを語ってもらった。
2020/09/25
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日本企業のリスクマネジメントは機能したか?
多発する自然災害や、事故、不祥事など、企業を取り巻くリスクは複雑かつ多岐にわたる。こうしたさまざまなリスクを想定し、BCP やリスクマネジメント活動に取り組んできた企業は少なくない。しかし、新型コロナウイルス感染症は、またも多くの組織に「想定外」をもたらした。そのリスクは現在進行中でこの先も不透明だ。企業は未曾有の脅威にいかに対処していけばいいのか。
2020/09/14
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コロナと共存する「転禍為福のBCP」とは?変化を見逃さず柔軟に危機対応、転換も恐れず
新型コロナウイルスの影響はグローバルサプライチェーン全体に及んでいます。供給の途絶だけでなく需要も落ち込み、現在なお出口が見えません。企業はこれからどのような戦略で事業を継続すればいいのか。6 月30 日に開催した危機管理カンファレンス基調講演で、名古屋工業大学の渡辺研司教授は「転禍為福」(禍転じて福と為す)のBCP のあり方を解説しました。
2020/08/04
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「複合災害」に備えろ
「月刊BCPリーダーズ」は災害や事故、感染症などの危機に対応し、事業継続をけん引する企業人(=BCPリーダー)に向けて、毎月1回お届けしているPDFテキストブックです。社内の回覧や共有、会議の参考資料などにもお使いください。
2020/07/23
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浸水住宅の復旧に技術的ガイドライン研究 信大助教 自宅が床上浸水した経験生かす
梅雨前線の停滞による豪雨が九州を中心に河川氾濫や土砂災害を引き起こし、広範囲で甚大な被害が発生している。感染症との「複合災害」が懸念されていた矢先の災害。15日までに全半壊を含め約1万5000棟の住宅が浸水被害を受け、今後も増える見通しとなっている。6月18日に本サイトに掲載したインタビューに続き、住まいの自立回復を再考。昨年の台風19号で自宅が床上浸水した信州大学建築学科助教の中谷岳史氏に、自身の経験などを聞いた。
2020/07/16
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複合災害の時代 住まいのレジリエンスを再考する「回復可能な工法」が被災者の希望に
梅雨入りした日本列島は出水期を迎えた。各地で地震も頻発している。当面、感染症と自然災害の「複合災害」は避けて通れない。自治体や研究機関は相次いで避難所運営の新たなガイドラインを公表しているが、3密を避ける観点に立てば、今後は「分散避難」が必須だ。テレワークや在宅勤務が増えているなか、特に自宅避難は再考の余地が大きく、レジリエントな住まいについてあらためて考えてみたい。
2020/06/18
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「ニューノーマル」に向かう企業のビジネスリスク
コロナ禍を経て、企業のビジネス展開は新たな環境への適応を迫られています。「ニューノーマル」の時代を生き抜こうとする各社にとって、これからの危機に対応しながら成長していくために備えるべき指針はあるのでしょうか。慶應義塾大学大学院経営管理研究科の大林厚臣教授に、ニューノーマル時代のビジネスチャンス、ビジネスリスクについて聞きました。
2020/06/08
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不気味な長野・岐阜県境の群発地震糸魚川静岡構造線断層帯との関連は?
感染症と自然災害との複合災害を覚悟しなければならないなか、日本列島は梅雨の季節に入り、そのうえ地震も頻発している。長野・岐阜の県境では4月22日からこれまでに150回以上の有感地震を観測し、依然として沈静化の気配はない。大地震発生確率が高いとされる糸魚川静岡構造線断層帯の近くだけに不気味な印象だ。群発地震の原因は何か、大地震につながる可能性はあるのか。信州大学全学教育機構の大塚勉教授(地質学)に聞いた。
2020/06/02
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感染症対応計画を作っていた組織とそうでない組織の差
リスク対策.comは、新型コロナウイルス感染拡大への組織の対応状況を明らかにするため、2020年4月15日~ 4月23日まで、4回目となる緊急アンケート調査を実施した。その結果、感染症対応計画を策定し見直している組織と、そうでない組織が、課題として感じている項目で大きな差があるものとして、「状況に応じた対策の実行」「感染者が出た際の対応手順」「在宅勤務の体制整備」「日常的な教育・訓練」「日々の対応状況の記録と検証」などがあることが分かった。 前号に続き、アンケートの結果後半を解説する。
2020/05/29
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緊急事態宣言への対応とこれまでの課題
リスク対策.comは、新型コロナウイルス感染拡大への組織の対応状況を明らかにするため、2020年4月15日~ 4月23日まで、4回目となる緊急アンケート調査を実施した。今回の調査では、政府より4月7日に発出された緊急事態宣言により、在宅勤務がどの程度進んだかを調べるとともに、これまでの各組織の対応を振り返り、課題を明らかにすることを目的とした。その結果、9 割近い組織がこれまでの対応について何らかの課題を感じており、そのうち3割を超える組織がかなり強く課題を感じていることが明らかになった
2020/05/17
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(最終回)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。前回に続き、6 人の危機管理分野のエキスパートによる緊急座談会の内容を紹介する。参加者は、日本大学危機管理学部の河本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/14
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(最終回)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。前回に続き、6 人の危機管理分野のエキスパートによる緊急座談会の内容を紹介する。参加者は、日本大学危機管理学部の河本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/14
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その2)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。前回に続き、6 人の危機管理分野のエキスパートによる緊急座談会の内容を紹介する。参加者は、日本大学危機管理学部の河本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/14
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その1)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。政府による緊急事態宣言が発出さ れる中、6 人の危機管理分野のエキスパートがそれぞれの課題や提案を持ち寄り、日本の危機管理への提言をまとめるべく座談会に臨んだ。参加者は、日本大学危機管理学部の河 本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。 司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/14
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その2)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。前回に続き、6 人の危機管理分野のエキスパートによる緊急座談会の内容を紹介する。参加者は、日本大学危機管理学部の河本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/09
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人類が初めて経験する「現代的パンデミック」コロナ後の世界 どう生きるか
終息の気配が見えない新型コロナウイルス。外出や移動の自粛、店舗の休業で街の姿は一変、人の行動や価値観の変化は今後の社会のあり方にも影響しそうです。人類は過去に幾度も感染症の脅威にさらされてきましたが、パンデミックのような破局的な出来事は、そのたびに大きな社会変革のきっかけになってきました。いま何が起きているのか、歴史から学べることは何か。長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授にお聞きしました。
2020/05/03
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人類が初めて経験する「現代的パンデミック」コロナ後の世界 どう生きるか
終息の気配が見えない新型コロナウイルス。外出や移動の自粛、店舗の休業で街の姿は一変、人の行動や価値観の変化は今後の社会のあり方にも影響しそうです。人類は過去に幾度も感染症の脅威にさらされてきましたが、パンデミックのような破局的な出来事は、そのたびに大きな社会変革のきっかけになってきました。いま何が起きているのか、歴史から学べることは何か。長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授にお聞きしました。
2020/05/03
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コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その1)
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。政府による緊急事態宣言が発出さ れる中、6 人の危機管理分野のエキスパートがそれぞれの課題や提案を持ち寄り、日本の危機管理への提言をまとめるべく座談会に臨んだ。参加者は、日本大学危機管理学部の河 本志朗教授、名古屋工業大学の渡辺研司教授、防衛医科大学校の秋冨慎司准教授、日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏、日本防災デザインの熊丸由布治氏、重松製作所の濱田昌彦氏。 司会はリスク対策.com 編集長の中澤幸介。
2020/05/03
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企業は感染症に勝てるか?
「月刊BCPリーダーズ」は災害や事故、感染症などの危機に対応し、事業継続をけん引する企業人(=BCPリーダー)に向けて、毎月1回お届けしているPDFテキストブックです。社内の回覧や共有、会議の参考資料などにもお使いください。
2020/04/23
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深刻化する環境問題 背後に政治的対立
今年1月に世界経済フォーラムが発表した「第15回グローバルリスク報告書2020年版」は各界のトップリーダー750人以上に行ったアンケート調査の結果を反映、今後10年間に世界で起こり得るリスクを可能性と影響度で評価している。毎年1月に開催される世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)の討論に活用され、各国の政府や企業の長期戦略策定にも影響を与えるとされている。
2020/04/20
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局面は水際対策から次のフェーズへ移行しつつある
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。2月10日時点で中国国内の感染者は4万人超、死亡者は900人を超え、2003年のSARSを上まわった。WHO(世界保健機関)は緊急事態を宣言し、日本政府も水際対策に躍起。乗客に感染者がみつかった大型クルーズ船は現在なお停泊中だ。いま何が起きているのか、これからどうなるのか。東京医科大学病院渡航者医療センター部長で東京医科大学教授の濱田篤郎氏に聞いた。※インタビュー本文は2月6日取材時点の情報にもとづいています。
2020/02/12
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新型コロナウイルス感染の危機とは何か? 10の質問
新型コロナウイルスの感染による肺炎が中国を中心に拡大。世界各国で人から人への感染が発生し、日本でも不安が広がっている。いま何が起こっているのか、一般の市民や企業が気をつけるべきことは何か。感染症と公衆衛生を専門とする川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長に聞いた。※本インタビューは1月29日取材時点の情報にもとづいています。
2020/02/04