企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】12月号

BCPの実効性を確保するには、日頃から経営基盤の可視化に努めなければなりません。「リスクマネジメントを経営の意思決定プロセスに位置付けることが大切」といわれるように、計画書はあってもいざというとき必要な活動ができない状況に追い込まれないよう注意が必要です。それは組織の自立と存続に向けての太い価値軸を関係者全員が共有し、選択基準や行動規範として根付かせていくことでもあるでしょう。

 

「月刊BCPリーダーズ」12月号は、自らの目指す姿に危機管理の取り組みを落とし込み、実践につなげている企業を紹介。1社は事業継続リスクの解決をESG 活動に紐づけて社員一丸でまわしているマルワ(名古屋市)、もう1社は台風19号災害からの復興ビジョンを社会貢献の視点から再構築して被災施設の再生にあたるミールケア(長野市)です。

 

また、近年取り組む企業が増えているSDGs(エスディージーズ)にBCPがどう関わっていくかを実務者にインタビュー。恒例のリスク対策.com独自調査は「風水害対策とBCPに関する調査」の第2弾をまとめました。巻頭には、石川県奥能登広域圏事務組合の危機管理担当者として手腕を振るう元航空自衛隊幹部の取り組みを収録しています。

発行日:2020年11月1日
定価:2000円+税
デジタルコンテンツ(PDF A4横42ページ)