リスク対策.comは、新型コロナウイルス感染拡大への組織の対応状況を明らかにするため、2020年4月15日~ 4月23日まで、4回目となる緊急アンケート調査を実施した。その結果、感染症対応計画を策定し見直している組織と、そうでない組織が、課題として感じている項目で大きな差があるものとして、「状況に応じた対策の実行」「感染者が出た際の対応手順」「在宅勤務の体制整備」「日常的な教育・訓練」「日々の対応状況の記録と検証」などがあることが分かった。

前号に続き、アンケートの結果後半を解説する。

 

※アンケートは、リスク対策.comメールマガジン購読者約2万2500人を対象に行い、計480人から回答を得た(有効回答数は438※重複組織からの回答や回答者名がないものを除いた)。回答者の組織規模は101 ~ 500人が最も多かったが、中小企業から大企業に至るまで、さまざまな層から回答を得た。業種では製造業が突出して高かった。

本記事は、BCPリーダーズ5月号に掲載した内容を連載で紹介していきます。
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