連載・コラム
-
防災活動をドローンでより安全に
ヘリコプターほど大がかりでなく、地割れなどで足を運べないところでも空撮できることから災害時の活用が進むドローン。最近は労働の現場での危険な作業の代替といった需要も出ている。2015年10月設立のブイキューブロボティクスではドローンが地方自治体の訓練にも活用され、存在感を広げている。同社の出村太晋(でむら たいしん)社長に話を聞いた。
2018/01/31
-
-
-
-
草津はぜひ活発なリスクコミュニケーションを!
今年から書き始めたこのコラム。本来であれば、防災や危機管理に関するゆるいネタを少しづつ紹介しつつ・・などと思っていたのですが、なかなかそうも行きません。1月23日、群馬県北西部にある草津白根山が噴火。噴火による噴石や、同じころに発生した雪崩などで自衛隊員1人が亡くなり、11人が負傷しました。亡くなった方には心からご冥福をお祈りするとともに、負傷された方は1日も早く日常を取り戻せますよう祈念申し上げます。
2018/01/26
-
-
-
-
神戸とお風呂とオオタカと
今週の1月17日は、阪神・淡路大震災から23年でした。当日の自分のことは自身のFBに書かせていただきましたので、もしよろしければそちらも合わせてご覧ください。 さて、兵庫県立大学減災復興政策研究科長の室﨑益輝教授が、ご自分のFBで、阪神・淡路大震災を振り返りながら以下のような示唆に富む書き込みをされておりました。
2018/01/19
-
-
-
-
広域停電から連鎖的に発生する悪影響を食い止めるには
今回紹介する報告書『Cascading Effects and Escalations in Wide Area Power Failures - A Summary For Emergency Planners』(注1)(以下「本報告書」と略記)は、University College London(注2)の Institute for Risk and Disaster Reduction(リスク・防災研究所)が中心となって行われた研究プロジェクトの成果の一つで、広域停電を原因とするカスケード効果(cascading effect)に特化した報告書となっている。
2018/01/15
-
レジリエンスの新しいカタチを目指して
少し遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。2016年にリスク対策.comのWeb版編集長に就任し、早くも3年目に突入しました。編集長としてまだまだ未熟ではありますが、読者の皆様や関係者の皆様、スタッフやライターの皆様の支えもあり、なんとか2017年を走りきることができたと思っています。心から、謝辞を申し上げます。
2018/01/12
-
-
第5回:<Why?>を繰り返すと根本原因が見えてくる
前回は、日常業務のなかからPDCAが適用されているいくつかのテーマをご紹介し、事業継続管理の中にもこうした日常業務と同じようなテーマが眠っているはずだから、それを意識してください、といったことを述べてまいりました。 さて、今回から実践編に入ります。日常業務と同じレベルの事業継続管理のテーマとはいかなるものなのか。どのようにしてPDCAを回すのか。それをストレートに語りたいところですが、実はその前にもう一つ決着をつけておかなければならないポイントがあります。これをクリアしないことには先へは進めません。なかなか核心部に迫ろうとしない著者にややヘキエキぎみの皆さん、もう少しご辛抱ください。
2018/01/11
-
-
-
真理と美を愛する精神~民芸運動の父・柳宗悦~
戦前、手賀沼周辺(今日の千葉県我孫子市)の閑静な高台に著名な作家、芸術家、学者らが居を構えていていた。「手賀沼文化人」である。大正期、東京から常磐線で1時間足らずの田園地帯に自然豊かな湖畔が残されているとあって、東京の作家、画家、知識人らが「都会の喧騒から離れた思索の地」として目をつけた。彼ら「手賀沼文化人」を思いつくまま挙げてみると、民芸運動の指導者・柳宗悦(やなぎ・むねよし)と夫人の声楽家・兼子、柳の伯父にあたる東京高等師範学校(東京教育大学を経て現筑波大学)校長・柔道家・嘉納治五郎、「白樺派」を代表する作家の志賀直哉、武者小路実篤、中勘助、滝井孝作、イギリス人陶芸家バーナード・リーチ、「朝日新聞」記者・文明評論家杉村楚人冠など、日本の代表的作家や思想家、芸術家たちがそろっている。
2018/01/05
-
-
-
-
-
-
消防士が身につけておくべき住民対応
もうすぐクリスマスですね。 昨年は、米国の消防士たちのクリスマスについて、地域貢献や住民サービスの一部として、活躍していることを書かせていただきました。 ■「心のぬくもり」の伝え方~米国の消防士たちのクリスマス クリスマスイブ、子どもたちは救急車で教会に http://www.risktaisaku.com/articles/-/2214 海外のキリスト教系文化のある消防署では、クリスマス時期に消防署を開放してクリスマスパーティーを行ったり、消防車両などを使ってパフォーマンスを行い、楽しんでもらったりしています。 下記は昨年、ボランティアの消防団が作成したビデオですが、とてもよくできていると思います。また、この動画の下の数々のコメントが「素晴らしい!」「楽しませてくれてありがとう!」などポジティブなコメントが多いこと。
2017/12/20