2025/01/08
セミナー・イベント
この研修は、BCPの改善点を効果的に洗い出せるようなシミュレーション演習を、受講者自らが設計し実施できるようになることを目標としています。そのために必要な演習の知識、着眼点を学ぶとともに、実際に演習を企画・運営してみることで実践的なノウハウを身につけていただきます。講義はISO22398(演習に関する指針)に基づきながら、実際の緊急事態に近い状況を模擬的に体験できる「シミュレーション演習」を行う上での目的・目標の設定、前提条件の設定、演習の準備、進め方とコントローラーの役割、振り返りの手法を学びます。またグループワークでは研修参加者自らがグル―プに分かれてシミュレーション演習を企画してシナリオや状況付与などを作成し、それらを使って実際に演習の運営を体験していただきます。最後には演習で得られた知識を発表し合い、講師がそれぞれの意見についてアドバイスと講評をします。
研修の詳しい内容はこちら
プログラム
9:45~10:00 | オリエンテーション | |
10:00~10:30 | 1限目 | 座学:訓練・演習の理解 |
10:30~11:15 | 2限目 | シミュレーション演習の体験 |
11:15~12:00 | 3限目 | 座学:演習体験の振り返りとシミュレーション演習実践のポイント |
12:45~13:20 | 4限目 | グループワーク:演習の企画 |
13:20~14:00 | 5限目 | グループワーク:演習の開発(シナリオおよび状況付与の作成) |
14:10~15:30 | 6限目 | グループワーク:演習の実践 |
15:40~16:40 | 7限目 | 振り返りとフィードバック(講義およびディスカッション) |
16:40~17:30 | 8限目 | 今後の実践に向けて(講義) |
開催概要
主 催 | リスク対策.com/新建新聞社 |
日 程 | 第1回 2025年1月29日(水) 第2回 2025年7月11日(金) |
時 間 | 全日程 9:45~17:30(開場予定 9:30) |
会 場 | katanaオフィス六本木 セミナー室 東京都港区六本木2丁目2-6 六本木福吉町ビル 8階 |
対象者 | 組織のリスクマネジメント、BCP、危機管理担当者、その教育に携わる人など |
講 師 | 合同会社 Office SRC 代表 田代 邦幸氏 |
受講料 |
一般 7万7000円/人 リスク対策.PRO会員 4万9500円/人 ※チーム契約の場合、追加料金なしで2人まで参加可能 ※請求書払い ※見積書や、領収書が必要な方は、ご連絡ください。 |
定 員 | 6~14人 ※先着順 ※最少催行人数に達しない場合、開催を中止する場合がございます。 |
※プログラム・タイムスケジュールおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせし、別の日程で調整させていただきます。
※許可のない動画撮影、写真撮影、録音は全てお断りさせていただきます。
〔お問い合わせ〕
新建新聞社 危機管理メディア事業部 教育事業担当
E-mail cs-risk@shinkenpress.co.jp TEL 03-3556-5525
セミナー・イベントの他の記事
おすすめ記事
-
トヨタが変えた避難所の物資物流ラストワンマイルはこうして解消した!
能登半島地震では、発災直後から国のプッシュ型による物資支援が開始された。しかし、物資が届いても、その仕分け作業や避難所への発送作業で混乱が生じ、被災者に物資が届くまで時間を要した自治体もある。いわゆる「ラストワンマイル問題」である。こうした中、最大震度7を記録した志賀町では、トヨタ自動車の支援により、避難所への物資支援体制が一気に改善された。トヨタ自動車から現場に投入された人材はわずか5人。日頃から工場などで行っている生産活動の効率化の仕組みを取り入れたことで、物資で溢れかえっていた配送拠点が一変した。
2025/02/22
-
-
現場対応を起点に従業員の自主性促すBCP
神戸から京都まで、2府1県で主要都市を結ぶ路線バスを運行する阪急バス。阪神・淡路大震災では、兵庫県芦屋市にある芦屋浜営業所で液状化が発生し、建物や車両も被害を受けた。路面状況が悪化している中、迂回しながら神戸市と西宮市を結ぶ路線を6日後の23日から再開。鉄道網が寸断し、地上輸送を担える交通機関はバスだけだった。それから30年を経て、運転手が自立した対応ができるように努めている。
2025/02/20
-
能登半島地震の対応を振り返る~機能したことは何か、課題はどこにあったのか?~
地震で崩落した山の斜面(2024年1月 穴水町)能登半島地震の発生から1年、被災した自治体では、一連の災害対応の検証作業が始まっている。今回、石川県で災害対応の中核を担った飯田重則危機管理監に、改めて発災当初の判断や組織運営の実態を振り返ってもらった。
2025/02/20
-
-
2度の大震災を乗り越えて生まれた防災文化
「ダンロップ」ブランドでタイヤ製造を手がける住友ゴム工業の本社と神戸工場は、兵庫県南部地震で経験のない揺れに襲われた。勤務中だった150人の従業員は全員無事に避難できたが、神戸工場が閉鎖に追い込まれる壊滅的な被害を受けた。30年の節目にあたる今年1月23日、同社は5年ぶりに阪神・淡路大震災の関連社内イベントを開催。次世代に経験と教訓を伝えた。
2025/02/19
-
阪神・淡路大震災30年「いま」に寄り添う <西宮市>
西宮震災記念碑公園では、犠牲者追悼之碑を前に手を合わせる人たちが続いていた。ときおり吹き付ける風と小雨の合間に青空が顔をのぞかせる寒空であっても、名前の刻まれた銘板を訪ねる人は、途切れることはなかった。
2025/02/19
-
阪神・淡路大震災30年語り継ぐ あの日
阪神・淡路大震災で、神戸市に次ぐ甚大な被害が発生した西宮市。1146人が亡くなり、6386人が負傷。6万棟以上の家屋が倒壊した。現在、兵庫県消防設備保守協会で事務局次長を務める長畑武司氏は、西宮市消防局に務め北夙川消防分署で小隊長として消火活動や救助活動に奔走したひとり。当時の経験と自衛消防組織に求めるものを聞いた。
2025/02/19
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/18
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方