【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊を襲った山火事を巡り、米連邦緊急事態管理庁(FEMA)のクリスウェル長官は12日、被害の拡大について「地元消防局は(火災に)十分に備えていた。ただ、時速100マイル(約160キロ)の風は経験がなかった」と述べた。CBSテレビがインタビューを報じた。
 山火事は7日、複数箇所で発生。当局は、これまでに24人が死亡したと発表した。依然10万人超に避難命令が出ている。焼失面積は150平方キロメートルを超え、再び風が強まり被害が拡大することが懸念されている。 
〔写真説明〕米連邦緊急事態管理庁(FEMA)のクリスウェル長官=2024年11月、ワシントン(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)