危機管理担当者にお役立ち情報
連載・コラム
インフル治療薬に生じている問題
12月になりましたが、本年の冬の季節性インフルエンザの流行は例年より早く始まり、すでに多くの人が罹患(りかん)しています。しかしながら、インフルエンザ対策、特に治療面で心配される状況が生じています。そこで、今回はその問題を取り上げたく思います。
2019/12/16
もう一つのパラレルな宇宙
2003年3月20日、“衝撃と畏怖”爆撃作戦が、米国主導の多国籍軍によるイラク進攻の合図となった。3週間後、21日間の激しい戦闘の末に、米国、英国、オーストラリア、ポーランドから派遣された18万人の部隊がイラク軍を圧倒し、サダム・フセイン政権を倒した。
2019/12/13
怪しい電話、お義母さんの完璧な対応
年末が近づいてまいりました。華やぐ街とは裏腹になんだか寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか? なぜか年末近くなると詐欺も増えるそうです。皆様どうかお気をつけください!
2019/12/12
諦めないで「リバースモーゲージ」を検討しよう
住まいの再建や修繕のために、新しい借り入れをしなければならない場合も多いと思います。金融機関は利息の優遇や親子ローンなどの商品を用意していますが、年齢や収入により利用ができないこともあります。そもそも、新しい借り入れは人生設計においても大きな負担となりますので、慎重に慎重を期して検討しなければなりません。筆者自身も弁護士でありファイナンシャルプランナー(AFP)でもありますので、無理な計画の危険性はよく知っているつもりです。だからこそ、そもそも被災後に借金を背負うのが良いのかどうかには葛藤があります。
2019/12/11
冠水道、夜だとクルマで突っ込むワケ
10月の台風19号では、亡くなった方の4分の1にあたる21人が車での移動中の車中死であったと、報道されています。
2019/12/06
中米経済摩擦の狭間と国際規格
11月27日、米国のトランプ大統領が香港の民主派運動を擁護する「香港人権・民主主義法案」に署名したというニュースが飛び込んできました。
サイバーリスク対策を考える(後編)
前回に引き続き、昨今の急速なサイバーリスクの進化を踏まえた上で、サイバーリスク対策のポイントを以下の5点に絞って紹介したい。
第19回:「避難」をめぐるBCP的考察(1)
災害が発生した時、BCP(事業継続計画)の最も初期の行動として重視されるのが、「いかにして社員の命を守るか」に関する手順、いわゆる初動対応や緊急対応と呼ばれるステップである。従来的な表現で言うところの「防災マニュアルに記載された手順」のことだ。
2019/12/05
火災を起こさない、防火設備を備える、逃げ遅れない
地震や水害などの自然災害に比べると、火災はより身近なリスクです。そして、地震・水害は、その発生を止めることはできませんが、火災については、われわれがさまざまな準備をすることによって、その発生頻度を下げることが可能です。今回は、出火や延焼を防ぐ防火対策について説明します。
2019/12/04
住民を中心としたレジリエンス戦略(続)
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ご飯も同時に、さば缶のコク旨カレー
今回は前回と同じくさばの缶詰のレシピ「さば缶のコク旨カレー」です。防災食の備蓄品として、常温で長期間保存できるさば缶。防災のときはもちろん、賞味期限が近くなった際、ローリングストックできるように防災食育のレシピとして考案しました。
第82回:英国における地域ごとの緊急事態対応に関する課題
本連載ではこれまで主に、企業など組織のレジリエンスに関する調査研究の成果を紹介してきたが、今回とりあげる英国赤十字社(British Red Cross)の報告書『People power in emergencies』(2019年11月発表)は、従来とは少し異なり、地域コミュニティのレジリエンスに関する調査報告書である。
2019/12/03
食材が高騰しても収益を安定させる方法
A社は首都圏を中心に、飲食店を多店舗展開している企業です。A社の店舗は、旬の野菜や魚をメインにしたメニューを売りにしており、昨今の食の「健康志向」にも乗って、ここ数年、売り上げを大幅に拡大してきました。 しかしながら、A社の食材の仕入れ担当であるBさんは、今年の国内の状況に頭を抱えています。
融雪はこんなに怖い―12月の気象災害―
土石流が突然襲い、作業員14人の命が奪われた。1996年12月6日午前10時30分ごろ、長野・新潟県境に位置する蒲原沢(がまはらざわ、一級河川姫川の支流、図1)での出来事である。当時、蒲原沢では、前年7月の豪雨による土砂災害の復旧工事が行われていた。その作業現場を土石流が襲ったのである。
2019/12/02
サイバーリスク対策を考える(前編)
2018年5月、GDPR(EU一般データ保護規則)が施行された。この施行をきっかけに、個人情報の取り扱いについてその対策から罰金まで、日本においてもかなりの議論がなされた。とはいえ、GDPRが定める罰則金があまりにも現実離れしたものであることに加え、完璧に対処するには膨大な労力とコストがかかることからか、いつしか議論は縮小傾向となり、今や喉元を過ぎた感が否めない。しかしながら、先に日本でも報道されたようにカリフォルニアで「プライバシー法」が成立し、対策費用や制裁金はGDPRをはるかに上回る可能性がある。
2019/11/29
最初のグレートマシン(2)
全米―そして世界から、一点に収束された関心は災害対応であった。 フランスの新聞ル・モンドは、「今日9月12日は、われわれみんなアメリカ人だ」と伝えた。9/11の衝撃は、ほぼ誰にでもどこにでも影響を与えたと思われ、それは溢れ出る連帯と支援を引き出した。何百人、いや何千人もの人たちが連帯を示し、彼らができるどんな方法でも手助けできるようにとニューヨークに押し掛けてきた。
災害救助法の応急修理、利用は見通し持って
比較的大規模で深刻な被害が発生したり、またその恐れがある場合には「災害救助法」の適用を都道府県が決定します。そして災害救助法が適用されている地域では、「住宅の応急修理」という支援を受けることができます。
2019/11/27
「ごみを減らす防災」やってみました!
台風19号による水害により、各家庭から出たごみの多さが被災地を悩ませています。25年前に経験した阪神・淡路大震災では、多くの家屋が全壊し、大量のごみが出ましたが、当時の記憶がよみがえりました。当時、私の住む町(芦屋市)では、近くのグラウンドがごみ集積所になり、見上げるほどの高い山ができました。木材(柱や屋根など)に混じって子どもの手のぬくもりが残る腕の取れたお人形や、真っ二つに裂けた自転車などもありました。
2019/11/26
企業は地域コミュニティの防災にどう関わる?
第2回でご紹介した地区防災計ですが、残念ながら、地域コミュニティの事前の防災対策に企業の活躍が目立たないのが現状です。今回は、企業がどのように地域コミュニティの防災に関わるかについて考えてみます。
2019/11/25
水痘完治後に潜伏ウイルスで帯状疱疹も
今回は「水痘と帯状疱疹(ほうしん)」を取り上げます。この2つは同じウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が原因で起こる病気ですが、症状が異なります。水痘帯状疱疹ウイルスの初感染では水痘を発症しますが、水痘が治癒したあともウイルスは神経節(特に脊髄後根神経節)に遺伝子の形で潜伏します。そして宿主の加齢や免疫低下に伴って再活性化し、神経の支配領域に限局して症状を起こします。これが帯状疱疹です。
住民を中心としたレジリエンス戦略
ブリストルは、イギリス西部に位置する都市です。市の面積は約110平方キロメートル。2014年の人口は44万人ですが、2037年には53万人に増えると予想されています。白人が人口の大多数を占めているものの、さまざまな民族・文化背景の人々が住んでいます。45の宗教と91の言語が話されています。11世紀の初めに現在の街が形作られたと言われています。2015年にはヨーロッパにおけるグリーンキャピタルに選ばれました。
2019/11/22
新型インフルウイルス出現のメカニズム
前回紹介したように、20世紀には、あるインターバルをもって3度「新型インフルエンザウイルス」が出現しました。また、「新型インフルエンザウイルス」とは、それまで人に感染を続けていたインフルエンザウイルスと、それとは異なるHAとNA亜型からなる鳥インフルエンザウイルスの間で、遺伝子が交雑する遺伝子再集合が起こり、その結果出現した以前とは異なるHAとNA亜型を持つインフルエンザウイルスのことです。
第18回:目標復旧時間の意義と導き方
BCPでは、どのガイドラインにも「目標復旧時間」を考慮すべきであることが説かれている。ガイドラインに忠実なBCPを作ろうとすれば、「目標復旧時間を決めるにはどうするか?」といった議論は避けては通れない。
2019/11/21
改善の方法を提案することが大切です
前回「トップのメディアトレーニングは必要」と書いたことから、質問がいくつか来ました。「広報がメディアトレーニングしたくても社長が嫌がるんですよ。いい方法はありませんか?」「社長をどう説得したらいいですか?」。皆さんも同じ悩みを抱えていると思いますので、今回はいくつか解決策をお話したいと思います。
危険情報が出てからでは間に合わない?
企業が風水害対応の際の判断基準として位置付けるのは、警報や避難勧告といった気象情報や防災情報ではないでしょうか。「気象情報や防災情報が出たら対応する」という仕組みは災害対応の現場でごく一般的です。しかし、この「情報発表を待つ」という意識が思わぬ問題を引き起こしかねないのをご存知でしょうか? 「情報の発表を待って行動を取る」という受け身的な姿勢の場合、災害が迫る時に次のような困った問題に直面する可能性があるのでよく注意しておかなければなりません。
2019/11/20
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防災・危機管理ニュースLA山火事、SNSに陰謀論=マスク氏同調、中傷も
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従業員の命を守る「職場の医学」風邪をひいたら「美味しいものを食べて早く寝なさい」というおばあちゃんの話が一番正しい!?
再考・日本の危機管理-いま何が課題かグローバリズムの終焉
世界のリスクマネジメントの潮流2025年に予測される保険業界の動向
気象予報の観点から見た防災のポイントJPCZ――12月の気象災害――
セミナー・イベントキーワードで振り返る今年のリスクと2025年の課題特別講演 防災庁構想を機に考える日本の危機管理
危機管理・事業継続手法が学べる国際資格取得研修
世界に通用するサイバーレジリエンス資格取得のための研修講座
サステナブル&レジリエントなBCP対策の実現へ
危機管理とBCPのおススメ本
危機管理白書2025年版
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
危機管理白書2024年版
2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]
危機管理白書2022年版
2022危機管理標語カレンダー【秋編】
2022危機管理標語カレンダー【夏編】
2022危機管理標語カレンダー【春編】
御社の状況に応じたBCPの改善方法が分かる!BCP診断ツール
一人一人の危機管理力を高めるワークショップ型訓練の進め方