海外リスク
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エンジン停止でブレーキ故障か=連結の油圧系に異常の可能性―韓国機事故
【ソウル時事】韓国・全羅南道の務安国際空港で29日に起きた旅客機事故に関し、韓国メディアは、鳥類がエンジンに衝突する「バードストライク」の影響で着陸時にブレーキの役割を果たす車輪(ランディングギア)が故障し、減速できなかったとの見方を伝えた。
2024/12/29
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高速で壁に激突、炎上=乗客メッセージ「着陸できない」―韓国機事故
【ソウル時事】着陸装置を出さずに高速で地面を進む機体は、壁に激突して赤い炎に包まれた―。韓国・全羅南道の務安国際空港で29日に起きた旅客機事故では、搭乗者の多くが着陸に失敗した機体から投げ出されて死亡した。 「ガス爆発のような大きなごう音」「ドカンという音とともに空中に黒い煙が立ち上った」。
2024/12/29
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韓国で旅客機が着陸失敗、179人死亡=バードストライク、車輪出ず炎上―バンコク発LCCのボーイング機
【ソウル時事】韓国南西部・全羅南道の務安国際空港で29日午前9時3分(日本時間同)ごろ、乗客乗員181人が乗った旅客機が着陸に失敗して炎上し、消防当局によると、179人が死亡した。客室乗務員の男女2人が救助され、病院に搬送されたという。
2024/12/29
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グローバリズムの終焉
トランプ氏の米大統領再選で社会の分断が進むといわれますが、むしろ社会の分断がトランプ氏を生み出したのでしょう。その分断の原因がグローバリズム。世界の同一化を基本理念とするがゆえ、価値の多様化を否定する構造をはらみ、それが分断を生み出して、世界中で衝突が起きています。多様な価値観が跋扈する環境下での生き残りを考えます。
2024/12/29
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タリバン、パキスタンに報復攻撃か=死傷者情報も
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の国防省は28日、国境線を越えた複数箇所を攻撃したと発表した。隣国パキスタン領内を指すとみられ、同国軍が24日に実施したアフガンへの越境攻撃に対する報復とみられる。
2024/12/28
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「気象観測目的で合法」=日本EEZ内のブイ―中国外務省
【北京時事】沖縄県・与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国が設置したとみられる海上ブイが新たに一つ確認されたことについて、中国外務省の毛寧副報道局長は27日の記者会見で「中国が管轄海域に設置したブイは気象観測目的で合法だ」と主張した。
2024/12/27
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2月総選挙、正式決定=ドイツ大統領が議会解散
【ベルリン時事】ドイツのシュタインマイヤー大統領は27日、連邦議会(下院)の解散を表明した。当初来年9月の予定だった総選挙を2月23日に前倒しすることを正式に決めた。今月、信任投票を否決されたショルツ首相の提案を受けた対応。
2024/12/27
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「ロシア撃墜説」くすぶる=カスピ海岸の旅客機事故
カスピ海東岸の中央アジア・カザフスタン西部に25日、旅客機が墜落して38人が死亡した事故で「ロシア軍による撃墜説」がくすぶっている。本来の目的地であるロシア南部チェチェン共和国に当時、ウクライナのドローンが飛来していたためで、防空ミサイルによる誤射の可能性を内外メディアが報じた。
2024/12/26
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シリア各地で衝突、多数死亡=前政権関係者や少数派が反発
【イスタンブール時事】在英のシリア人権監視団などによると、シリア北西部タルトス県で25日、アサド旧政権下の元司法当局者を追跡していた治安部隊が武装集団と衝突し、治安要員14人を含む17人が死亡した。中部ハマでも治安部隊が何者かに襲撃され1人が死亡。
2024/12/26
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カザフで旅客機墜落=67人搭乗、生存者も
カスピ海に面する中央アジア・カザフスタン西部アクタウ近郊で25日、空港に着陸を試みたアゼルバイジャン航空のエンブラエル190型旅客機が墜落した。ロシア通信などが伝えた。乗客62人と乗員5人が乗っており、生存者20人以上が病院に搬送されたほか、現場では犠牲者の遺体収容が進められた。
2024/12/25
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パキスタンが越境攻撃か=TTP指導者標的の可能性―アフガン
【ニューデリー時事】アフガニスタン東部パクティカ州の対パキスタン国境地帯で24日夜、複数の村がパキスタン軍によるとみられる越境攻撃を受け、現地報道によれば、子供を含む15人が死亡した。完全に破壊された村もあるといい、犠牲者は増える恐れがある。
2024/12/25
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1200人が避難生活=地震から1週間、豪雨も警戒―バヌアツ
【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツの地震は24日、発生から1週間が経過した。国連によると、被害の大きかった首都ポートビラを中心に、なお1200人以上が避難所やテントでの生活を余儀なくされている。年末にかけて豪雨も予測されており、災害の拡大を警戒している。
2024/12/24
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早期のガザ停戦期待=シリア暫定政府には警戒感―駐日イスラエル大使
イスラエルのコーヘン駐日大使は24日、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦と人質解放を巡る交渉は「過去数カ月よりも合意の可能性が高まっている」と述べ、早期妥結に期待を示した。東京都内で時事通信のインタビューに応じた。
2024/12/24
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中国人労働者163人を保護=BYD工場建設で「奴隷扱い」―ブラジル
【サンパウロ時事】ブラジル労働検察庁は23日、中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)がブラジルに建設中の工場で中国人とみられる労働者が奴隷同様の扱いを受けていたとして、163人を保護したと発表した。 工場はブラジル北東部バイア州カマサリに建設。
2024/12/24
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DMMビットコイン、北朝鮮側の攻撃=米と共同でハッカー集団特定―警察庁
暗号資産(仮想通貨)交換業者のDMMビットコイン(東京)からビットコイン(BTC)約482億円相当が流出した問題で、警察庁は24日、北朝鮮のハッカー集団「トレイダートレイター」によるサイバー攻撃と特定したと公表した。
2024/12/24
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ブラジルで橋崩落、1人死亡=16人行方不明
【サンパウロ時事】ブラジル北東部マラニョン州と隣の州を結ぶ橋が22日に崩落し、23日までに1人が死亡、16人が行方不明となった。同州のブランドン知事が明らかにした。有害な化学物質を運んでいたトラックが橋崩壊により川に転落したため、行方不明者の捜索が一時中断した。
2024/12/24
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米、中国半導体を調査=市場慣行に問題、制裁視野
【ワシントン、北京時事】バイデン米政権は23日、中国の非先端半導体を対象に、市場慣行に関する調査を始めると発表した。不公正な貿易慣行に対する一方的な制裁措置を認めた米通商法301条に基づく対応。調査結果を踏まえ、追加関税などを検討する。来年1月に発足するトランプ次期政権に引き継ぐ見通し。
2024/12/24
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ロシアに無人機支援か=北朝鮮、追加派兵の準備―韓国軍分析
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は23日、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、自爆型ドローンを支援する兆候を捉えたと明らかにした。ロシアに派遣された北朝鮮軍兵士のうち約1100人が死傷し、人員の交代や増員を準備しているとの分析も示した。
2024/12/23
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市民保護、人道支援後押しを=内戦終結へ合意順守訴え―スーダン臨時大使
スーダンのアリ駐日臨時代理大使は23日、昨年4月から続く正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘について、双方が昨年5月に合意した市民保護や人道支援の実現に向け、日本を含む国際社会の後押しを求めた。
2024/12/23
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加速する中国「低空経済」=ドローン配送、空飛ぶクルマも
中国で、主に高度1000メートルまでの低空域を利用したビジネス「低空経済」が注目を集めている。ドローンによるデリバリーサービスが始まっているほか、「空飛ぶクルマ」の量産化に向けた取り組みも加速している。
2024/12/23
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高まるフィンランドの防衛意識=「包括的安保」、生活に浸透―隣国ロシアの脅威に備え
ロシアと1300キロ以上の国境を接するフィンランドで、あらゆる脅威への防衛意識が高まっている。2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始後、それまでの軍事的中立政策を転換し北大西洋条約機構(NATO)に加盟。
2024/12/22
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バスとトラック衝突、30人超死亡=ブラジル
【サンパウロ時事】ブラジル南東部ミナスジェライス州テオフィロオトニの高速道路で21日未明、バスとトラックなどが衝突する事故が起き、30人超が死亡した。ニュースサイトG1は少なくとも38人が死亡し、連邦政府が管轄する高速道路の事故としては記録が残る2007年以降で最悪となったと指摘した。
2024/12/22
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シリア北部で攻防激化=トルコが対クルド攻勢―米国との同盟関係に影も
【イスタンブール時事】アサド政権崩壊後のシリアで、隣国トルコが後押しする武装組織とクルド系武装勢力の攻防が北部で激化している。クルド系は米国が支援しており、北大西洋条約機構(NATO)で同盟関係にあるトルコと米国の関係にも影を落としかねない。
2024/12/21
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Xマス市場に車突入、5人死亡=200人超負傷、サウジ出身医師拘束―独東部
【ベルリン時事】ドイツ東部ザクセン・アンハルト州の州都マクデブルクで20日夜(日本時間21日未明)、クリスマスマーケット(市場)に車が突っ込み、訪れていた人々を次々とはねた。子供を含む5人が死亡し、200人以上が負傷。独メディアによると、重傷者は100人を超えている。
2024/12/21
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米オープンAIに制裁金24億円=チャットGPTで個人情報収集―イタリア当局
【パリ時事】イタリア情報保護当局は20日、対話型AI(人工知能)「チャットGPT」で個人情報を不当に収集したとして、開発した米新興企業オープンAIに制裁金1500万ユーロ(約24億円)を科したと発表した。同社の「協力的な姿勢」を踏まえて算出した額という。調査はこれで終結した。
2024/12/20