【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の国防省は28日、国境線を越えた複数箇所を攻撃したと発表した。隣国パキスタン領内を指すとみられ、同国軍が24日に実施したアフガンへの越境攻撃に対する報復とみられる。
 パキスタンの国防筋によると、攻撃は28日朝に同国北西部カイバル・パクトゥンクワ州で発生。重火器が使われ、死傷者が出たとの情報もある。暫定政権の国防省は、アフガンに対する攻撃を組織した「邪悪な分子や支持者」の拠点が報復の対象になったとしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)