都はガイドブック作成で中小企業のセキュリティ力底上げを図る

東京都は中小企業向けに「サイバーセキュリティガイドブック(仮称)」を作成。東京のサイバーセキュリティの底上げを図る。「『東京防災』のサイバーセキュリティ版のイメージ」(都産業労働局)で、今年度下半期にも配布の予定。

IT担当者が置けなかったり、なかなかセキュリティへの理解が深まらなかったりする中小企業の手助けが目的。2020年オリンピック・パラリンピックへ向け東京全体のセキュリティの底上げを図る。

メインターゲットは従業員50人以下で、IT担当者がいない中小企業。2015年に発行された防災ガイドブックの「東京防災」と同じB5版カラーで作成される。ページ数は200ページ程度。商工会議所など関係機関と連携し、20万部程度の配布を見込んでいる。

(了)