今後増加が見込めるビットコイン取引所に対し、本人確認を代行する(提供:イー・ガーディアン)

イー・ガーディアンは26日、ビットコイン口座開設時に本人確認資料審査を行う「ビットコイン本人認証サービス」を開始したと発表した。ビットコイン取引所に代わり、同社がユーザーの本人確認を行う。

2016年にビットコイン口座開設時の本人確認が求められる、改正資金決済法が成立。今春にも施行される。イー・ガーディアンは取引所向けに、ユーザーの本人確認サービスを提供。提出された身分証明書や写真などを基に確認を行い、取引所に報告を行う。

ビットコインは今年に入り、2016年初頭と比較し取引価格が2倍になるなど市場が活性化。金融やIT企業による取引所事業への参入も相次いでいる。同社では国内以外に、中国やフィリピンでも提携先と連携し同様のサービスを提供する。中国はビットコイン取引の9割を占め、フィリピンはソフトウェア開発の委託先として人気があり、今後の取引量増加が見込めることから、両国での事業展開を決めた。

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