専用のエッジ端末でセキュリティカメラ映像の解析を行い、ダッシュボードで可視化する。

スマートセキュリティとスマートタウン事業を手掛けるSecualは、AIカメラで人流を可視化する『Secual AI Camera(セキュアルエーアイカメラ)』サービスを提供する。防犯・防災・見守り機能を備えた次世代スマート街灯『Secual Smart Pole(セキュアルスマートポール)』に搭載したAI画像解析技術を利用するもので、従来手動で行われていた人流データ化業務の効率化を可能にする。公共空間・商業施設の運営支援、防犯・安全対策の強化、データ活用によるまちづくり支援などでの活用を提案する。 

同サービスでは、AI画像解析技術を搭載した専用のエッジ端末でセキュリティカメラ映像の解析を行い、ダッシュボードで可視化する。具体的には、1)混雑度(人数カウント)や滞在時間、歩行者の流れの解析(人流データ分析)、2)歩行者の年齢、性別の推定(属性分析)、3)歩行者の感情の分析(感情分析)を行う。映像データは解析後に即時削除され、蓄積されるのは数値化されたデータのみとなる。なお、感情分析については当初未対応で順次対応していく予定。 

同サービスは現在、一般社団法人聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメントによって聖蹟桜ヶ丘駅周辺エリアでのまちづくりに活用されている。

同社は今後、他の地域や商業施設等への展開を視野に、同サービスのさらなる導入を進めるほか、自治体や各種サービス事業者との連携に向けて技術開発を強化していく方針。

プレスリリース

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com 編集部