パソコン専用サイトとアプリの両方で提供するため、陸上と海上で同じ気象・海象情報を確認できる。

ウェザーニューズは、内航船の安全で効率的な航行判断を支援するため、企業向け気象情報「ウェザーニュース for business」において高解像度波浪予測モデルを使用した海上気象サービスを提供する。パソコン専用ウェブサイトと「ウェザーニュース」アプリの両方で提供することで、陸上の運航管理者・荷主と海上の船長との間での情報共有を密にし、内航船運航の効率化に貢献するもの。

同サービスでは、全国の港周辺の7日先まで1時間ごとの風、波、天気、降水、気温、視程の予報をピンポイントで予測する。波や風が強い場合や視程が低い場合には、注意(黄色)と警戒(赤色)の2段階で注意を促す。同社が新たに独自開発した高解像度の「波浪予測モデル」を使用しており、2キロメートル・メッシュの高解像度で72時間先まで1時間ごとの有義波高の予測をマップ上で確認できる。気象庁が提供する沿岸波浪予測との比較では約30%の精度向上が確認されているという。

また、同サービスでは、全国の内航船が寄港する主要港湾や航路上のウェイポイント(変針点)における7日先まで1時間ごとの波の高さ・向きや風向・風速などを、最大1キロメートル・メッシュでピンポイントに予測する。さらに、船の位置情報、台風進路予測、海流、等圧線、海上視程、海面水温、潮汐の予測を衛星写真や電子海図のマップに重ね合わせて確認できる。

「ウェザーニュース for business」では、専門的な台風情報や落雷、ゲリラ豪雨、熱中症リスク、個人ユーザーからの天気報告など、さまざまな気象情報も確認可能。台風情報では、同社や世界の気象機関を含む全8種類の台風進路予測モデルを比較し、複数の進路の可能性を把握できる。

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リスク対策.com 編集部