著者別連載一覧

小原 浩之
日本の大手総合商社に34年間籍を置き、営業を一通り経験した後、経営企画・連結経営リスク・BCP・個人情報保護・情報セキュリティおよびサイバーセキュリティに関する制度の立案・推進を長年リードしてきた経験を持つ。2018年5月から、英国を本拠地とする国際的NPOであるISFの日本および極東担当代表に就き、グローバル水準のコミュニティー形成を図っている。また、デジタルで繋がっていく「接続性」の中で、人の繋がりを重視した社会デザイン形成に貢献したいと願い、デジタルリスクに関する規範研究やコンサルティングをしている。
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第55回:創造的なサイバー攻撃対策に向けて
サイバー攻撃の「業界」はとてもイノベーティブです。善悪は別として、発想と資金が豊か。しかし守る側は発想も予算も保守的で、身を固くし、ネクタイをして、メールや書類をつくり、会議をこなして…。今回はリスク管理におけるクリエイティビティとイノベーションについて、いつものようにISFポッドキャストの配信を引用しながら考えます。
2025/03/28
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第54回:デジタル情報環境の水先案内人
デジタル情報環境に流れるナラティブ(ストーリー/デマなど)のうち、企業のブランドや評判に有害となり得るものをまとめて報告するのが情報分析官の仕事です。単語ではなく、物語性を分析するところに従来のサービスとの違いがありそうです。前回に続き、情報分析官の仕事についてお話を聞いていきましょう。
2025/02/28
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第53回:デジタル情報の海に潜る
デジタル情報が空気のように我々を取り巻く昨今、その環境の適切さが気になるところ。情報空間に流れるナラティブ(デマやフェイク等)を放っておくことで、炎上に巻き込まれる可能性もあります。今回はそうした情報の海に潜り、放置してはいけないナラティブを判別して組織に報告する「情報分析官」が主人公。新しい仕事のフロントランナーです。
2025/02/17