こんにちは、Mr. ペットセーバー、サニーカミヤです(笑)    

おかげさまで、この連載を続けさせていただくご縁でさまざまなペット関係のプロの方々にお会いして、多様なペット事情を伺う機会が増えています。

先日、大災害の時に捜索活動などで活躍する救助犬のトレーナーの方に災害現場での犬のリスクを聞いたところ、やはり四肢のけがが一番でした。

例えば車が入れない場所で犬が足をけがしてしまった場合、周囲に動物病院などがないエリアなどでの怪我をさせてしまったとき。また、飼い主とはぐれてしまったあげく、怪我をしているペットを見つけたときなど「どうやって」「どこで」「どのように」救急処置をしていいのやら。基礎知識は頭にあっても、すべてのハンドラーが現場で「救急処置を速やかに実施できるか?」というと、心配な気持ちもかなりあるということでした。

たしかに災害現場は普通の状態ではないので、人間も犬も身を守る術として、怪我をしない&させない予防も大切ですが、万が一の時の救急法を知っておくことは必要だと思います。

今日は、ペットが足を切るなどして出血したときの止血法についてご紹介いたします。

まずは、ビデオをご覧ください。


「How to Stop my Pet from Bleeding」(出典:YouTube)

ここからは救急の専門用語が多くてすみません。でも、消防関係者以外の方は読み慣れていただくとさらに内容が深く伝わってくると思いますので、がんばってください。