自然災害
-
東日本大震災 当時から現在の対応、そして将来に向けて(その1)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第3回研究会が10月29日に開催され、東北大学災害科学国際研究所所長・教授の今村文彦氏が講演した。4回に分けて講演内容を紹介する。初回は、東日本大震災で津波を引き起こしたメカニズムについて。
2022/01/04
-
省配線・省スペースのパッケージ型自動消火設備
消火器や消火設備等の開発・製造・販売を手掛けるモリタ宮田工業は、多重伝送化によって大型物件に対応し、施工性を向上させたパッケージ型自動消火設備I型「スマートスプリネックス」を販売する。「スプリネックス・シリーズ」の特長である高い防火安全性能はそのままに、施工・点検にかかる負担を軽減し、柔軟性のあるシステム設計を可能にしたもの。
2021/12/28
-
普段使いできる一般家庭向け普及型防災シェルター
各種溶接板金加工などを手がける直エンジニアリングは、コストを抑え、庭先に置いて普段使いができるように工夫を凝らした一般家庭普及型防災核シェルター「CRISIS-01」を販売する。放射性物質や核以外の生物・化学兵器、火山性ガス・火山灰などによる環境汚染から身を守ることを想定した商品。
2021/12/27
-
改正公益通報者保護法解説セミナー~2022年6月までに内部通報体制の整備が義務化~
1月18日(火)16時から、「改正公益通報者保護法解説セミナー」をテーマにセミナーを開催します。講師は、毎熊社会保険労務士事務所の毎熊典子氏です。
2021/12/23
-
非常時の戦略なれども取り組むのは平時
マルチハザードBCPで重要なのは、画期的な対策を導入するのではなく、慣れ親しんだ資源を組み合わせ最大に生かすこと。本連載ではその方法として既存の社内体制を見直す変化球型の対策を提案してきましたが、これは「事業継続戦略」にも有効です。つまり「非常時に特化した戦略」は最終手段とし、自助努力でできることを「平時の経営課題」として取り組むということ。具体例をあげて解説します。
2021/12/23
-
お笑いだから伝わる防災行動のココロ
今回会いに行ったのは、同業の芸人〝林家まる子・カレー子〟さんです。林家一門の漫才師として活躍した林家ライス・カレー子のカレー子師匠と、同じく林家一門の喋家でタレント・レポーターの林家まる子さんが2018年、ライス師匠亡き後に組んだコンビ。このお二人、実の母娘なんです。1年の締めくくりに、お二人の活動をリスペクトをもって紹介します。
2021/12/23
-
高所から遠赤外線で自動融雪
環境機器・産業機械の開発・製造・販売を行うエルコムは、大型車両の出入りするトラックヤードなどの無人融雪を可能にする遠赤外線融雪装置「解けルモ6灯タイプ」を販売する。従来の「4灯タイプ」では対応できなかった車両高さ制限の高い物流倉庫、工事現場、高速道路等での融雪を自動で行うもの。
2021/12/22
-
大雪に備えるための気象情報の使い方(前編)
大雪によって高速道路や主要道路が通行止めとなるときには企業活動などに様々な影響が生じます。そうした大雪が見込まれる際には、どのような情報がいつ頃提供されるのでしょうか?今回と次回の記事では大雪に関する情報を10個取り上げ、それぞれダイジェスト的にまとめて紹介します。
2021/12/22
-
第4回:当事者どうしの協力:野球チームの合流
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第4回は「協働する相手と全体像を共有する」。
2021/12/22
-
状況に応じ医療資源を最適に振り分ける
10月7日夜に発生した地震では、JR や私鉄の運転再開を待つ人が駅に滞留し帰宅困難者が再びクローズアップされました。しかし、東京都が抱える問題はこれにとどまりません。首都直下地震で想定される15万人の負傷者、9600人の死者への対応です。地震発生時の医療救護・救助の体制を都の福祉保健局医療政策部救急災害医療課と総務局総合防災部防災対策課に聞きました。
2021/12/20
-
2021年BCP事例総まとめ[永久保存版]
リスク対策.comは、PDF「月刊BCPリーダーズ」2021年1月号~12月号に掲載した事例記事を1冊のPDFにまとめました。合計24事例25社(団体)の取り組みを一気に読むことができます。さまざまな業種・規模の企業(団体)の事例は、防災・BCP、リスク管理・危機管理のトレンドをつかむうえでも有効。今年1年の振り返りや記録にもお役立てください。
2021/12/20
-
『教訓から何を学ぶのか』(その2)
前回は、様々起こり得る危機事象の種類に因らず、結果として経営リソースが大きなダメージを受けた際にも、お客様との信頼関係を損なうことなく、より強固で長期的な関係性を維持することを目指して策定するBCPと、BCMの本質について触れました。今回は、柔軟かつ臨機応変に対応できる、企業の永続性につながる強い組織力、組織のレジリエンスについて考えてみます。
2021/12/19
-
“音の見える化”で聴覚障害者を支援するアプリ
情報技術開発は、“音の見える化”により、聴覚障害者・難聴者が感じる日常生活や就労時の不自由さ・身の危険を解消し、社会参加しやすい環境を整えるためのスマートフォンアプリ『Sound Display(サウンドディスプレイ)』を提供する。AIを活用して身の回りの音を認識してユーザに通知する「音認識機能」と、プリセット音以外で認識してほしい音をアプリ内から録音・登録できる「音登録機能」を備えたもの。
2021/12/17
-
震動検知と自動遮断が機能しガスの被害ゼロ
10月7日夜に首都圏で起きた最大震度5強の地震で、東京ガスは非常体制を敷き災害対策組織を立ち上げ、主にマイコンメーターによって自動遮断されたガスの復帰対応で終結しました。揺れの検知と被害推定によって迅速にガスを止めるシステムのほか、ガス管の耐震化、液状化発生時の対応など、同社は東日本大震災以降、さまざまな地震対策を強化しています。
2021/12/15
-
『教訓から何を学ぶのか』(その1)
様々起こり得る危機事象の種類に因らず、結果として経営リソースが大きなダメージを受けた際にも、お客様との信頼関係を損なうことなく、より強固で長期的な関係性を維持することを目指して、柔軟かつ臨機応変に対応でき、且つ企業の永続性につながる強い組織力について考えてみます。
2021/12/15
-
同時通話に対応した無線LANトランシーバー
アイコムは、免許・資格不要で誰でも気軽に使うことができ、双方向での同時通話に対応した無線LANトランシーバー「IP110H」を販売する。アンテナ、バッテリーを内蔵したコンパクトボディによる携帯性から、ホテル、ブライダル、介護施設、ショッピングモール、ホームセンター、工場、倉庫など、様々なビジネスシーンでの活用を提案するもの。
2021/12/14
-
太陽光とそよ風で発電する一体型風光発電照明
オンウェーブは、太陽光とそよ風で発電する一体型風光発電照明「TSUKIAKARI(つきあかり)SWL-1」を販売する。本体の上部球体内のソーラーパネルと、360度から吹く風速2メートルのそよ風で発電する風力発電機によって発電・蓄電し、夜になるとLED照明が点灯するもの。「風と光」を感じられるライフスタイルや、停電・災害時の照明の確保、地球温暖化防止、SDGs対応といった活用を提案する。
2021/12/13
-
漏水23カ所を一夜で止めた緊急対応体制
10月7日夜に発生した最大震度5強の地震で、東京23区内では計23カ所の漏水が発生。断水を心配する声もあがりましたが、翌朝6時までに漏水はすべて解消しました。東京都水道局は東日本大震災以降、施設の耐震化や設備更新、点検・維持管理、緊急対応体制はもとより、水道管の2重化やネットワーク化を進めて災害時の給水維持に努めています。
2021/12/13
-
災害で起きる停電にどう備える?
停電用の防災グッズも多機能で小型のものが多くなってきました。でも、持っているだけでは災害時に役立たないことも。何に気をつければよいか見ていきましょう!
2021/12/10
-
事業中断が即BCP発動とは限らない
「BCP発動」の基準は1つとは限らず、企業それぞれに判断が委ねられています。ゆえにイメージのひとり歩きがあるかもしれません。本来は、インシデントがディザスターになり「その状態が続けば事業の存続を危うくしかねない事態に陥る」ことが判明した時点が発動のタイミング。その判定に役立つのが「目標復旧時間(RTO)」です。どう適用するのかシミュレーションします。
2021/12/09
-
富士山噴火を想定した図上訓練の手法
12月3日朝6時37分、山梨県東部・富士五湖を震源に最大震度5弱を観測した地震で、富士山噴火との関連を訝った人は多いのではないか。その山梨県では今年10月末に、他機関が参加する図上訓練が行われた。訓練の手法について山梨県防災局防災危機管理課に聞いた。
2021/12/09
-
VRを使った避難所体験コンテンツ
東京・品川区はこのほど、ブラウザで閲覧できるVRを使った区民避難所体験コンテンツ「~VRでジージョくんと一緒に防災訓練~」を専用ウェブサイトで提供する。新型コロナの影響で区内一斉防災訓練による避難所訓練が困難となったことを受け、DX化ソリューションの開発を手がけるハートコアのVRコンテンツ作成サービス「VR360(ぶいあーるさんろくまる)」を活用し、モデルとなる区民避難所をVR化したもの。
2021/12/08
-
公開インタビュー トヨタ車体のBCP ~社員が本気になる仕組み~
2022年1月の危機管理塾は、1月11日(火)16時から行います。発表者は、トヨタ車体株式会社経営企画部経営企画室主査の舟橋隆氏。今回は公開インタビュー方式ということで、皆様からの質問も交えながら、Q&A方式で自社の取り組みをご紹介していただきます。
2021/12/07
-
BCP活動のメリットを出すことが継続的改善のカギとなる
企業の事業継続の取り組みに関する独自アンケート調査からの報告第7弾は、BCPに取り組むメリットを企業がどう感じているかを分析。結果、リスク意識の高まりや業務改善への効果において評価が高く、売上に与えるメリットは評価が低いという傾向が見えてきました。
2021/12/06
-
大規模・広域地震の発生を想定した初動訓練
竹中工務店(大阪市)は、大規模・広域地震の発生を想定した合同震災訓練を、9月11日、11月26日の2日間にわたって実施した。同社の事業継続計画(BCP)に基づき行われたもので、新型コロナの影響により2年ぶりの実施となった。9月1日の実動訓練では、それぞれ想定地震を設定し、初動対応を確認。本社、東京本店、名古屋支店、大阪本店による全社情報連携体制の訓練では、名古屋支店・大阪本店が被害を受けたと設定し、情報のエスカレーションを通じて、本社および東京本店と情報を共有しながら支援体制を確認した。
2021/12/06