自然災害
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サプライチェーンのリスクをわかりやすく管理
防災テックカンパニーのResilireは、BCM/サプライチェーン(SC)リスク管理をDX化する、オールインワンのリスクマネジメントプラットフォーム「Resilire(レジリア)」を提供する。「サプライヤーを把握できていない」、「サプライチェーンの被災状況の把握が困難」といった企業の課題に対応し、SCRM、BCM、被災状況の把握、緊急時の情報整理・意思決定までを担うもの。
2021/07/28
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北海道豪雨―8月の気象災害―
北海道は国土の最北部に位置し、気候区分としては亜寒帯に属する。その北海道でも、豪雨の発生することがある。最近では、2016(平成28)年の8月後半、北海道に相次いで上陸または接近した4個の台風による豪雨が記憶に新しい。それ以前の豪雨事例としては、2003(平成15)年8月の日高地方を中心とした豪雨もあるが、北海道の防災関係者が「五六水害」と呼んで教訓としてきたのは、1981(昭和56)年8月の北海道豪雨である。
2021/07/26
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社会課題をピクトグラムアートで解決する!
社会課題をアートと情報デザインで解決した「ピクトグラムアート」前回(「津波フラッグ」を知っていますか?)では、津波フラッグの説明をして代替案を発表するところで終わりました。それでは先に作品を発表してから説明していきます。
2021/07/25
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優れた突刺し防止性能としなやかさを備えたワークグローブ
ダイコープロダクトは、がれき収集や清掃作業時といった、手に危険が及ぶシーンで活用できるワークグローブ「DK.WORKS」TBシリーズを販売する。近年の自然災害や事故現場で「鋭利なモノを扱う時に安心して作業できる手袋が欲しい」と感じた客からの声を受けて開発したもの。釘やガラス破片、尖った金属片などから手を保護する優れた突刺し防止性能を備える。
2021/07/21
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第149回:事業継続マネジメントの活動がどのくらい定着しているのか(主に米国)
今回紹介する報告書は、事業継続マネジメント(BCM)に取り組む実務者に対するアンケート調査を通して、BCMへの取り組み方のトレンドを探ろうとするもので、米国のBC Management社によって10年以上にわたって続けられている調査の最新版。事業継続プログラムへの取組状況を具体的につかみやすい調査結果が多数掲載されている。
2021/07/20
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非常用の対策を追加的に増やしていく発想から脱却
防災・減災対策や事業継続対策は、ほとんどが日々の経営とは別次元の「非常用」の位置づけです。非常用の対策をリスクの数だけ「追加的」に導入していく考え方では、中小企業がマルチハザードBCPに取り組むのは難しい。従来の発想に代わるアプローチ手法として、今回は「リモートワーク(テレワーク)」と対策の「共通化」を提案します。
2021/07/20
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攻めのリスクマネジメント~アフタ―コロナの事業戦略に不可欠な「リスクアペタイト・フレームワーク」を理解する~
8月24日(火)16時から、「攻めのリスクマネジメント」をテーマにセミナーを開催します。講師は、フォーサイツコンサルティング執行役員の五十嵐雅祥氏です。
2021/07/20
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五輪期間中に高まる10のリスクとその対策
リスク対策.comでは、2018年、2019年と、東京オリンピック・パラリンピック大会に向け企業がどのようなリスクを重視しているかなどについてアンケート調査を実施してきたが、これらをもとに、大会期間やその前後において、組織が気を付けるべきリスクと対策を挙げてみた。
2021/07/19
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30分程度で組み立てられる可変性の高い木質ユニット
三進金属工業は、小径の材木で簡単に組立・解体・移設ができる木質ユニット「つな木」の第1弾として、"もしも"の時に医療用や避難所用のブースに適した空間に組み換えができる「もしもつな木キット」を販売する。誰でも30分程度で簡単に組み立てられるユニットで、普段の生活からイベントや非常事態など、必要に合わせた空間を自分たちで作ることができる。
2021/07/17
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「地域を支える建設業」を支える女性職員の力
災害発生時に地域の応急復旧工事を担う建設事業者。いざという時に作業員や建設機械を迅速に確保するため、日頃から企業間連携BCPの体制を構築しているのが「なでしこBC 連携」です。事務方の女性職員が中心になって活動している点が特徴で、コロナ禍でもリモート現場パトロールを行うなどしてつながりを保ち続け、災害への備えを深めています。
2021/07/15
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保存料不使用の洋食メニュー3日分防災食
エコワンは、保存料や化学調味料(うま味調味料)を使わない、安心で美味しい非常食『エコワン 洋風 防災食セット』を販売する。災害時に食料が届くまでの目安と言われる3日分の「国産具材のおかず」、「素材にこだわったパン」、「国産有機のお米」をセットにして提供するもの。
2021/07/15
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状態監視/火災検知向け高耐久サーモカメラ
TELEDYNE FLIR(テレダイン・フリアー)は、耐久性に優れた「FLIR A500f/A700f アドバンスド・スマートセンサー・サーモグラフィカメラ」を販売する。オンカメラの解析機能とアラーム機能の組み合わせによって過酷な環境で高温を検知できるもので、産業用の早期火災検知や屋外の状態監視用途としての活用を提案する。
2021/07/14
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第148回:製造業における稼働停止による損失額の定量化
今回紹介するのは、主に機械や設備のトラブルなどによる不稼働時間がもたらすコストに関する報告書。不稼働時間がどのくらいの損失につながるかが示されている。
2021/07/13
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国、市町村、外部機関との連携が機能
最終回は県知事として県災害対策本部の指揮を執った蒲島郁夫氏へのインタビュー。熊本地震の経験はどう役立ったのか、これからどのような地域づくりを進めていこうと考えているのか聞いた。
2021/07/12
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災害時にトップがなすべきこと
今年も令和3年7月豪雨と呼ばれるほど、梅雨末期の豪雨による被害が相次いでいる。リスク対策.comでは、昨年7月に熊本県などを襲った令和2年7月豪雨の対応を振り返るべく、熊本県内7市町村長への検証インタビューの内容をシリーズで紹介してきたが、インタビューを通じて印象的だった言葉、共有すべき取り組みなどについて改めて振り返ってみたい。
2021/07/11
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業務継続からビジネス継続へ 人の力を企業の力に
現場力の高さは日本型経営の強み。書面指示がなくても自ら行動する従業員の力で「何となく」できていることは多くあります。医療・福祉施設の給食サービスを主軸とする富士産業は、緊急時の代替調理を支えてきた現場の自発的な取り組みをBCPによって体系化、文書にするだけでなくPDCAに落とし込んでまわし、ビジネスの継続的改善、企業価値の向上へとつなげています。コロナ禍による逆風下でもチャレンジの種は尽きません。
2021/07/10
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改めて確認したい土砂災害関連情報の意味
梅雨前線に伴った大雨による土砂災害が静岡県熱海市をはじめ、全国各地で発生しています。土砂災害の可能性が予測される時には、「大雨注意報」や「大雨警報(土砂災害)」、「土砂災害警戒情報」、「土砂キキクル」(大雨警報=土砂災害の危険度分布)、「大雨特別警報(土砂災害)」で注意や警戒が呼びかけられる仕組みが整っていますが、それらの情報が何を意味するのかは分かりづらい点があります。そこで今回の記事ではそうした情報が意味することについて基本的なところから確認していきましょう。
2021/07/09
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ブルーシートの21倍超の浸水強度備えた「防水シート」
メッシュを活用したアイデア製品を開発するtantore(タントレー)は、ブルーシートの21倍以上の耐水圧性を持ち、撥水性、引張強度、引裂強度に優れた新世代浸水対策用シート「超強力台風防水シート」を販売する。
2021/07/08
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解決すべきは「BCP策定の負荷」と「BCMの不在」
BCPの策定経験のある方は、単一リスク対応のBCPをマルチハザードBCPに転換するのは簡単ではないと感じることでしょう。ハードルの一つは「BCP策定の負荷」、もう一つは「BCMの不在または形骸化」。いずれも避けて通れない基本的な課題です。まずはこの2つを掘り下げるところからスタートしましょう。
2021/07/08
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BCPの構築レベルと実効性を自己評価するには?
コロナ禍で災害が発生した際、自社の BCPは有効に機能するのか。ほとんどの危機管理担当者がそう思われるでしょう。今回のテーマは俯瞰性をもったBCPの自己評価。BCPにはリスクマネジメントから策定するプロセスと、対象を絞っていきなり策定するプロセスがありますが、いずれも「有効性」が重要な課題。これを踏まえて、自社のBCPをどう評価するのか解説します。
2021/07/07
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BCPの更新と水害への対策は企業の急務
新型コロナ感染症の流行長期化による経営環境の変化に対応するため、企業はテレワークやウェブ会議など新たな業務スタイルを導入、本連載はこれらの変化についてリスクマネジメントの観点から考えてきました。最終回となる今回は、これまでの連載を踏まえ、あらためて感染症時代のリスクマネジメントを考えます。
2021/07/07
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都市部でも設置可能な小型マグナス風車
従来のプロペラ式風力発電機の弱点を克服した「マグナス風車」(垂直軸型マグナス式風力発電機)を開発するチャレナジーは、第一生命保険と共同で、都市のオープンスペースやビルの外構などに設置可能な小型のマグナス風車(マイクロマグナス風車)を開発する。東京都世田谷区の第一生命グラウンドに同風車を設置し、敷地内の外灯や監視カメラなどの常用電源に加え、災害時の非常用電源として使用する予定。
2021/07/07
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第147回:英国の洪水リスクとその対策の有効性に対する定量評価
英国における洪水リスクと洪水対策の有効性を定量的に評価したもの。洪水による損失と、堤防などの洪水対策にかける費用を一定の条件のもとに試算して、洪水対策の有効性を検討している。
2021/07/06
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SNS・ドローン・ 3Dマップ、熱海土石流を多角的に捉えるテクノロジー
近年の技術の進化によって、災害を捉える方法はSNSを含んでどんどん多様化しています。各所に散らばったたくさんの「知」を「集合知」として現場に適用する。それを統合するプラットフォームが必要になるでしょう。
2021/07/05
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外部環境・内部環境の変化を認識する組織はBCPの実効性が高い
リスク対策.comによる企業の事業継続の取り組みに関するアンケート調査結果報告第2弾。BCPの定着度合いや実効性を把握するために行った調査で、今回は企業が「外部環境や内部環境の変化をどの程度認識してBCPの策定・見直しを行っているか」を分析しました。結果、外部環境の変化は多くの企業が認識しているものの、内部環境の変化はあまり認識せずにBCPを運用している傾向が明らかとなりました。
2021/07/05