教育・ハウツー
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想定外なのか、甘く見たのか
美しさとノスタルジーが交錯する秋の山行。山好きにはたまらない季節ですが、標高が高い場所はこの時期すでに雪が降り、ふもとでも氷が張ります。快晴をねらって出発したハルトも思わぬ積雪に遭遇し、低体温症になりかけました。想定外のリスクに見舞われたのか、それともリスクを甘く見たのか。山小屋の主人のレクチャーから学びます。
2022/11/24
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BCP-DX/AIの入り口としての視覚化
BCPフェーズに入ると意思決定にかかる要素はより複雑化し、情報量も膨大になります。何を優先しどう動かすか、素早く適切に判断するのは至難。DX/AIが求められるのはそのためですが、ハードルが高すぎるとの声も多く聞きます。そこで役立つのがビジュアライゼーション、すなわち視覚化。BCP-DX/AIへの入り口として、視覚化の効果を考えます。
2022/11/22
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Emotet(エモテット)、活動再開!!
国内で大きな被害をもたらしたマルウェア「Emotet(エモテット)」が、本年7月中旬頃から活動を停止していましたが、最近になり活動の再開を確認しました。エモテットに感染すると情報を盗まれたり、ランサムウェア等の他のウイルスに感染したりする被害に遭うおそれがありますので、注意が必要です。
2022/11/10
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稀だけれど心理的影響が大きいリスク
山歩きのリスクとして、クマとの遭遇があります。稀ではあるけれど、心理的影響は大きい。パニックに陥れば、道迷いや転倒などを誘発する危険もあります。想定に入れておくに越したことはありません。ハルトとヒデさんの会話から、クマに遭遇する原因と、その確率を下げるための予防策、それでも出遭ってしまったときの対応策を考えます。
2022/11/10
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個人任せの健康づくりから一歩踏み込む
今回も「健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)」の認定要件を参考に、企業が健康経営を実現するにあたって重要となるポイントを紹介します。前回は「制度・施策実行」に掲げられた項目から「健康経営の実践に向けた土台づくり」を説明しましたが、今回は「従業員の心と身体の健康づくりに関する具体的対策」を確認します。
2022/11/09
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イギリスでは50年ぶりの計画停電?
パンデミックの規制緩和による急速な経済活動の再開、ロシアのウクライナ侵攻による天然ガスの供給断絶、記録的なインフレ…。こうした悪条件が重なって、ヨーロッパでは今かつてないほどの深刻なエネルギー不足に直面しています。その中でもイギリスは、とりわけ危機的な状況で、G7の中でエネルギー高騰率が群を抜いてトップ。今年の冬には、オイルショック以来約50年ぶりに計画停電も想定されるなど大問題となっています。
2022/11/08
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専門知識と先入観からいったん離れて考える
宿命と思って諦めていることが、誰しもあるでしょう。ハルトの先輩ヒデさんの高山病もそうで、さまざまな対策を実施しても改善できずにいました。が、先入観を捨て、専門知識からいったん離れて考えてみると、意外な解決策が見つかるかもしれません。「なぜなぜ分析」を用いたハルトとヒデさんのシミュレーションから、その手法を学びます。
2022/10/20
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狙われてます!あなたのスマホ~ネット詐欺被害の防ぎ方!!(全5回)第5回「ニセ銀行詐欺」
電話やメール、インターネットや買い物まで、何でもできてしまうスマートフォン。便利さの裏には様々な「ネット詐欺」が潜んでいます。ネット詐欺被害に遭わないように、騙されやすい5つの詐欺について、その手口を知り、日頃から気を付けましょう!シリーズ第5回は、「ニセ銀行詐欺」の手口と対策をわかりやすく説明します。
2022/10/13
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日大トップ逮捕から1年 信頼は取り戻せたか
9月12日、日本大学の学長ブログがひっそりとスタートしました。林真理子新理事長が積極的な情報開示方針を表明していただけにやや拍子抜けした感があります。日大の理事らの逮捕から1年。信頼回復のためのリカバリーコミュニケーションはできたのかを考えます。
2022/10/13
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アメリカの危機管理の発展に学ぶ
9.11から20年以上が過ぎた今、アメリカの危機管理はどのように変わったのか、アメリカの大手コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニー社は今年8月、アメリカの過去20年間のリスクマネジメントの発展について“Building resilience: The history and future of US crisis management”というレポートを発表しています。今回はそのレポートを使って英語を学びましょう。なお、本レポートはマッキンゼー・アンド・カンパニーのウェブサイトから無料でダウンロードできます(全文でPDF9ページ)。
2022/10/13
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健康経営の実践に向けた土台をつくる
健康経営に取り組む法人を見える化する制度に「健康経営優良法人認定制度」がありますが、中小企業は「健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)」の認定要件が適用されます。前回は「制度・施策実行」に掲げられた要件から「従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討」を説明しましたが、今回は「健康経営の実践に向けた土台づくり」を確認します。
2022/10/12
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「気のゆるみ」で片付けていると同じミスが⁉
入念に事前準備を行っても、失敗しそうになってヒヤリとすることがあります。そうしたとき、意外と『気のゆるみ』で片付けてしまうことが多いのではないでしょうか?結果、リスクがそのまま残り続け、同じミスを繰り返し、最後は大きな失敗につながる――。今回は、ミスの再発防止に役立つ「なぜなぜ分析」を紹介します。
2022/10/06
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南国より暑い?気温40度のイギリスで混乱
今年、ヨーロッパ各地においても、真夏に発生する異常な熱波が大きな問題になっています。イギリスでは、今年7月ロンドン郊外で40℃を超え、観測史上最高気温を記録しました。湿度の高い日本のような蒸し暑さではないものの、一年を通して比較的穏やかな気候として知られるイギリスでは、慣れない暑さに従来の生活様式や社会インフラが適応できず、各地で火災、鉄道網の事故、断水など多くの混乱を引き起こしました。
2022/09/25
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成功例に目を奪われて足元を見失う
普通に考えれば到底実現できそうもない登山計画。しかしこれが、意外とやってしまいがちな失敗です。目先の効率性やコストパフォーマンスにとらわれるあまり、自分の実力を正しく評価できなくなることが原因。成功例ばかりに目を奪われ、安全が二の次になってしまうと、リスクが高まります。ハルトと後輩の会話から学びます。
2022/09/22
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BCP対策と危機管理ビジネス産業の両輪を回すために
10月の危機管理ビジネス勉強会の講師は、サステナビリティ経営や防災・BCPなどに関する研究、支援を行っている日本経済大学経済学部教授の内田浩幸氏。「危機管理や防災ビジネスに携わる企業こそ、率先してBCPを構築すべき」というのが主張。しかし、実際に防災産業に関わる企業にアンケートをしてみると、理想とはかけ離れた実態が見えてくるといいます。BCPを促進する自治体等の体制にも問題があるのではないかと内田氏は指摘します。今回は、防災や危機管理産業へのBCPの普及をテーマにご講演をいただきます。
2022/09/20
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不安への寄り添いを欠いたメッセージ戦略のミス
失言にはさまざまケースがあります。内容の意味不明、メッセージキーワードの選択ミス、誤解やミスリード、言ってはいけないことを言ってしまう。今回は、黒田東彦日銀総裁が6月の講演で発言し、批判を浴びた「家計の値上げ許容度が高まってきている」について。これはどのような失言だったのかを考えます。
2022/09/16
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贈収賄を規定する法律は刑法だけではない
ひとたび発生すると企業イメージを大きく毀損する贈収賄事件。【前編】【中編】では刑法における贈収賄の構造と要件を確認し、どういった行為が刑事罰の対象となるのかを整理しました。しかし、贈収賄を規定している法律は刑法だけではありません。【後編】では、会社法と不正競争防止法が規定する贈収賄について解説します。
2022/09/15
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健康経営はかけ声だけでは実現に至らない
健康経営に取り組む企業は増えていますが、一方で「健康診断」や「ワークライフバランス」などのキーワードは思い浮かぶものの、具体的にどのようなことに取り組めばよいのか分からないという声も聞こえてきます。今回は、企業が健康経営を実現するにあたっての重要なポイントを確認します。
2022/09/14
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狙われてます!あなたのスマホ~ネット詐欺被害の防ぎ方!!(全5回)第4回「ニセアプリ詐欺」
電話やメール、インターネットや買い物まで、何でもできてしまうスマートフォン。便利さの裏には様々な「ネット詐欺」が潜んでいます。ネット詐欺被害に遭わないように、騙されやすい5つの詐欺について、その手口を知り、日頃から気を付けましょう!シリーズ第4回は、「ニセアプリ詐欺」の手口と対策をわかりやすく説明します。
2022/09/12
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BCPの実効性を高める演習の企画・運営講座
「座学とワークショップで学ぶリスク対策研修」はBCPと危機管理の専門メディア「リスク対策.com」が選りすぐりの専門家と共同して企画したオリジナルの研修です。一方的な講義だけではくみ取りにくい実践的な気付きを、グル―プ学習などを通して、他業界·他社などの多様な視点を交えることで得ていただくことに重点をおいています。本研修では、「ワークショップ型演習」の実践を通して 効果的な演習の組み立て方から実施方法までを学びます。
2022/09/09
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実践的BCP策定講座
本講座は、受講者が自ら属する組織・企業のなかで、BCP活動に関わる運営および活動において、指導者の役割を果たせる能力を習得することを目標としています。そのために必要なBCPの知識および着眼点を学び、ワークショップ(演習)で自ら事業継続計画を作成してそのプロセスを習得し、実際に職場で策定できるように知識と手法をブラッシュアップします。
2022/09/09
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他人の気持ちに配慮しつつ全体を俯瞰する
夏山シーズンや連休期間中の登山につきものの、山小屋の混雑問題。気が休まらない、眠れない、持ち物の取り違えが起きやすい。混雑から来る問題を解消する対策が必要ですが、根本的解決は別のところにありそうです。そもそも山小屋とはどういう場所か?そして登山者は何のためにそこを利用するのか? ホテルや民宿とは違うことが見えてきます。
2022/09/08
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ドローンによる新たな防災ビジネス~ドローン減災士協会の挑戦~
9月の危機管理ビジネス勉強会の講師は、ドローン減災士協会代表理事の久保正彦氏(元兵庫県佐用町役場企画防災課長)とドローン減災士協会理事兼事務局長の前田稔朗氏(株式会社T&T取締役会長)です。一般社団法人ドローン減災士協会は、ドローンを活用して減災に取り組むため、災害の知識およびドローンの知識と技術を兼ね備えた「ドローン減災士」を育成し、その資格を認定しています。資格制度は、全国に広まっており、ドローンのフライト基礎資格も併せて取得することができるため、ドローンの教育機関とのコラボレーションもはじまっています。
2022/09/07
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贈収賄の類型と企業における留意点
現在も社会の耳目を集めている贈収賄事件。よく耳にする犯罪ですが、どういった行為が刑事罰の対象となるのか。【前編】では刑法における贈収賄の構造について、7個の収賄罪が単純収賄罪を基本類型として規定された上で、残りの6個がその変形として規定されていることを解説しました。【中編】では、それぞれの異なる部分を説明します。
2022/09/06
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異常気象から考える環境・防災・サステナビリティ
脅威の度を増す自然現象に、脆弱の度を増す社会。極大化するリスクに一分野・一組織が部分最適で取り組んでも、根本的な解決は見えません。とはいえ一人一人が全体最適志向で動くのも至難です。いま、リスクのスケールとアプローチはどう変わり、企業・組織の取り組みはどこまできているのか。環境と防災の関わり、気候変動への対応を切り口にひも解きます。
2022/09/01