-
水に浸して5分で使えるロング型吸水土のう
ホームセンター事業を展開するDCMは、土・砂が不要で、水に浸して約5分で膨らむ吸水性土のう製品「DCM 水で膨らむ土のう袋」の新たなラインナップとして、約90センチメートル幅に膨らむ「ロング型」を販売する。「横に長いものもあった方が設置作業をしやすい」という意見を受けて開発したもの。
2021/08/27
-
事例から読み解く 事業中断ロスを防ぐための災害復旧
令和元年東日本台風での浸水被害から工場再稼働へ
長野県千曲市に本社を置く寿高原食品株式会社は、2019年10月の台風19号で同社の豊野工場が浸水の被害にあった。多くの北陸新幹線が水没した長野新幹線車両センターから1キロメートルほどの距離だ。「過去に千曲川支流の浅川や鳥居川が氾濫したことがあり、2代目の祖父が1.2~1.5メートルの盛り土を実施して建てた工場だった。年間売り上げが約35億の会社で復旧まで6億円ほどの被害が発生した」と説明するのは代表取締役社長の水井寿彦氏だ。
2021/08/23
-
AIを活用した防災・減災システムの熊本市での実証プロジェクト
災害科学とAI/機械学習技術の融合によりバーチャルな世界にデジタルツインを構築し、実際の世界で起こり得る事象をシミュレーションにより再現して防災に役立てるシステムの紹介。現在、熊本市で実証プロジェクが行われている。
2021/08/12
-
衛星データ解析で浸水被害評価
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行うSynspectiveは、水害発生時に、全天候・高頻度観測による信頼性の高いSARデータによって被害情報を迅速に提供するサービス「Flood Damage Assessment Solution」を展開する。
2021/08/04
-
海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第147回:英国の洪水リスクとその対策の有効性に対する定量評価
英国における洪水リスクと洪水対策の有効性を定量的に評価したもの。洪水による損失と、堤防などの洪水対策にかける費用を一定の条件のもとに試算して、洪水対策の有効性を検討している。
2021/07/06
-
事例から読み解く 事業中断ロスを防ぐための災害復旧
避けられない浸水はスピーディーな復旧で克服
温暖な気候で知られる岡山県に2度の浸水を経験した企業がある。桃太郎の銅像で有名な岡山駅から南西に15キロメートルほど離れた岡山市の南西部に位置する株式会社モリヤテクノだ。1度目の苦い経を糧に対策を実施。2度目の浸水では事業再開までの期間を短縮でき、被害額も抑えられたという。
2021/06/28
-
最大毎分1.1万リットル排水可能な小型ポンプ
消防車等の開発・製造・販売を行うモリタは、1台で最大約1万1000リットル/分の排水能力を備え、ポンプ設置時間・ホース延長時間の短縮、作業員の省人化に貢献する「小型排水ポンプユニット」を販売する。頻発する大雨・台風や河川の氾濫等の水害対策として提案するもの。
2021/06/08
-
テクノロジーが変える防災・危機管理
技術革新が後押しする「気候変動」時代の水害対策
2020年7月、国土交通省・社会資本整備審議会が「気候変動を踏まえた水災害対策のあり方について ~あらゆる関係者が流域全体で行う持続可能な「流域治水」への転換~」と題する答申を発表しました。「周期的変化にとどまらず恒久的に気候が変化している」という前提に立ち、水害対策を根本的に考え直さなければならないという問題意識に基づいた答申です。
2021/05/18
-
海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第133回:地球規模の気候変動を踏まえつつ自然災害を総括した報告書
今回紹介するのは、保険・再保険ブローカーであるAonが発表した、1年間に発生した自然災害の被害規模や発生状況のトレンドなどをまとめた報告書の2020年版。
2021/02/03
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
今、防災で環境省の事業が熱い! 自治体も民間企業も対象
環境省は、脱炭素と防災の一挙解決を目指し、さまざまな助成金を打ち出しています。令和3年からの事業には、至る所に「防災」の文字を見つけることができます。今回はその一部を紹介します。
2021/02/03
-
風水害対応訓練シナリオづくり基礎講座
今回のレクチャーでは、風水害の訓練についてどのように行えばいいのか、何から考えていけば良いのか分からない担当者向けに説明します。
2021/01/05
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
災害後にトイレを復旧させる場合の驚きの新実験結果。「通水テストよりまず大を流す」ってどういうこと!?について
今回は、「災害後にトイレっていつ流せるようになるの」という大問題について。マンションでの被災を想定した災害時のトイレの使い方を紹介します。
2020/12/11
-
2020リスク総括セミナー BCP・危機管理・防災・新型コロナ対策・レジリエンス・事業継続
2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、容赦なく襲い掛かる自然災害など、さまざまなリスクが顕在化した一年でした。3.11から10年を目前に控え、企業や組織の「事業継続能力」が今問われています。本セミナーでは、今年の出来事への対応を振り返るとともに、アフターコロナ・ウィズコロナ、五輪の開催の有無、グローバルリスクレポートなどをもとに、来年特に注意すべきリスクについて解説いたします。
2020/11/24
-
廃棄物量90%以上削減、被災現場の早期復旧が可能な「災害時排水処理システム」
仮設水処理プラントのレンタルなどを手がけるセイスイ工業は、台風被災や水害発生後、施設や工場内に滞留した大量の排水・汚泥処理を現場内で迅速に対応し、油分・有害物・有機物を分離して安全に処理する「災害時排水処理システム」を提供する。
2020/10/22
-
テクノロジーが変える防災・危機管理
技術革新が後押しする「気候変動」時代の水害対策
2020年7月、国土交通省・社会資本整備審議会が治水に関する答申を出しました。気候変動、つまり周期的変化にとどまらず恒久的に気候が変化している、という前提に立ち、水害対策を根本的に考え直さなければならないという問題意識に基づいたものになっています。対策のカギとして挙げられているのが技術革新です。
2020/10/12
-
気象情報活用レベルアップセミナー
今回のレクチャーでは、雨量といった数字から影響を見通せるようになる方法をお伝えするとともに、分かりづらい気象情報をかみくだいて説明します。レクチャー前半では気象防災の文脈でよく使われる「閾値」(しきいち)という考え方をご紹介しながら、どの程度の雨量からが「大雨」となるのかを把握する方法を学びます(実践演習付き)。レクチャーの後半部分では、気象予測の特徴について解説した上で、台風などの際に段階的に発表される情報の使い方や利用上の注意点などを説明します。
2020/09/01
-
都市型水害の初期対策に扱いやすい土不要の”土のう”
防災⽤品を製造するまいにちは、都市型⽔害の初期対策向け商品となる吸⽔⼟のう『スーパーバリア120α』を販売する。都市部のゲリラ豪雨対策など自助による局所的な対応に活用できるもので、準備から破棄まで特別な道具が不要なセット商品として提供する。
2020/07/31
-
山形、秋田で記録的豪雨 最上川中流氾濫、住宅地で浸水
2020/07/29
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
そのハザードマップで避難できますか?
2020年7月、各地で豪雨による甚大な被害が出ています。そして、中小河川についてはまだハザードマップ 化されていない地域もあるものの、大河川については、ハザードマップの想定に近い浸水となっていると事後に検証されることが増えています。みなさんはハザードマップを読み込んでいますか?今週は、避難を後押しできるハザードマップについて検証します。
2020/07/20
-
被災地域の航空写真や建物被害推定などを可視化
国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)は、令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイトを開設した。 熊本県球磨川の氾濫や土砂災害などによる被災地の浸水状況や、空中写真、浸水建物数など被害推定、携帯電話の通信状況、断水状況、災害救助法の適用状況などを見ることができる。
2020/07/06
-
危機管理担当者向け風水害対策レベルアップセミナー
在宅勤務の機会の増加などを受け、従業員の防災教育の必要性は高まっているものの、会社としてこれをどう推進していけば良いのかは多くの危機管理担当者の方が共通して抱える悩みではないでしょうか?今回のセミナーでは、従業員へ避難行動を促す方法について事例をもとに解説します。避難行動推進のケーススタディーとして国が積極的に展開する「避難行動判定フロー」を取り上げ、従業員へ働きかける際に配慮しなければならない注意点やポイントの概要をお伝えします。
2020/06/24
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
今日を愛し、明日に備える水害避難マンガ
新型コロナウイルスとどう向き合うかが今の社会の大きな課題です。水害シーズンが迫る中、こういうときだからこそきちんと備えたいもの。東京・江戸川区の有志が水害への備えをわかりやすくまとめたマンガを作りました。
2020/05/25
-
初動のスピードがカギを握る風水害復旧
災害復旧サービスを提供するリカバリープロは、災害復旧の問題点を指摘してきた長岡技術科学大学大学院の木村悟隆准教授をゲストに迎え、激甚化する風水害に企業や個人がどう立ち向かえばよいのかを話し合った。
2020/05/12
-
最大14メートル超浸水も 早川水系で最大級の洪水予測 台風19号を上回る雨量で試算
2020/04/09
-
排水管逆流時は水門「全閉」に 川崎市検証委が最終報告
2020/04/09