危機管理担当者にお役立ち情報
連載・コラム
混乱する記者会見の背後にある思考癖
ジャニーズ事務所はこれまで2回記者会見を開催し、性加害を認めて謝罪、被害者補償の方針を示し、廃業まで発表しました。が、会見は2回とも成功とはいえず、新たに「NGリスト」の流出という事態を招き、事実調査と見解書の発表を余儀なくされました。同見解書の内容から、ジャニーズ事務所の会見がうまくいかない根本原因を考察します。
2023/11/08
リスクマネジメントの視点から考えるセキュリティ対策
今回は近年、脅威を増しているサイバー攻撃を取り上げます。
2023/11/01
戦争勃発など不確実な時代における経営リスク戦略
従来は考えもしなかったパンデミックが起き、紛争ではなく戦争が現実的に勃発する。企業活動を根本から揺るがしかねないリスクが発生している。企業の存続リスクを考えて企業経営にあたるためのポイントをまとめた。
不祥事・不正についての対応と考え方
大学や企業の不祥事・不正が立て続けに表面化。事案自体の衝撃に加え、組織の対応に批判が集中しています。問題視されたのは、不祥事・不正の疑いを覚知したにもかかわらず、適切かつ十分な対応がなされなかったこと。不祥事・不正への対応として何が重要なポイントとなるのかを、法制度の側面から考えます。
2023/10/25
企業にはもう内向きの論理は通用しない
以前もこの連載でジャニー喜多川性加害問題と、ジャニーズ事務所の対応について書きました。その後、同事務所は9月7日、10月2日に記者会見を開きましたが、いまなお大混乱が続いています。現時点で広告を再開するとした企業はありません。あらためてこの問題を振り返り、ジャニーズ事務所はどうすればよかったのかを考えてみたいと思います。
2023/10/12
企業秘密を特定し保護対策を見直せ
アメリカでは退職社員の秘密保持契約や競争避止義務条項を禁止する動きが出始めている。労働移動を阻害する要因となりかねないとの考え方である。実際、すでにカリフォルニア州は競争避止義務条項を禁止しており、米国公正取引委員会も禁止の方向で議論しているという。
2023/10/09
ジャニーズ問題を例に考える人権デュー・ディリジェンス
今回は、ジャニーズ事務所の性加害問題を例に、企業と人権の問題について解説していきます。
2023/10/01
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【労働審判編】
民事通常訴訟への対応以上に高度な専門性が必要と考えられているのが労働審判です。労働に関する紛争は、民事訴訟を提起することもできますが、ケースによっては労働審判の申し立てをして解決を求めることが可能です。今回は、労働者側としても、使用者側としても、労働紛争の解決の際に利用される可能性がある労働審判を取り上げます。
2023/09/13
企業のAI導入が失敗するシンプルな理由
多くの企業でAIの活用を促すトップダウンの指示がなされています。注意しなければならないのは、AI活用の先進企業というプロパガンダに重心が移り、使うこと自体が目的化してしまうこと。ユーザーの必要性に寄り添わない導入は虚構でしかありません。AIの有効活用はどう進めるべきかを論考します。
ビッグモーター謝罪会見が失敗した根本的な原因
謝罪会見の失敗が続いています。不祥事発覚の際に行う記者会見は信頼失墜を最小限に抑え、信頼回復の第一歩にする発想が必要。しかしそれができていないどころか、逆にマイナスを拡大させているケースが目立ちます。7月25日に行われたビッグモーターの会見もそうでした。同社がなぜ失敗したのか、どうすればよかったのかを考察します。
2023/09/07
働き方の変化に応じたスキルの習得
IT技術の急速の進化などに伴い、社会環境が大きく変化する中で、労働者が新しい労働環境に対応するために、新たなスキルを習得して新たな業務や職業に就きやすくする「リスキリング」が注目を集めています。今回はリスキリングの意義やリスクについて解説します。
2023/09/03
AIで淘汰される職業の最有力候補
AIの普及で人の仕事が奪われる――。確かに人の役割は減少するかもしれませんが、AIによるイノベーションが市場拡大の原動力となり、新たな労働分野を創出、むしろ雇用を生み出すとも考えられるでしょう。ただし、環境変化へ適合できず井の中の蛙になると、淘汰されることはいうまでもありません。淘汰の最有力候補とその理由を論考します。
2023/08/30
裁判手続の基礎知識―流れと概要―【民事通常訴訟編】
日常のトラブルが裁判に発展するのは、そう多くないとはいえあり得ることです。いざ裁判に直面したときも落ち着いて対応できるよう、裁判手続の流れだけでも知っておきましょう。裁判のうち、民事訴訟は通常訴訟、手形小切手訴訟、少額訴訟、その他の4つに大別されます。今回は、通常訴訟の第一審を取り上げます。
2023/08/24
AIが「やらせ」に使われるリスク
前回はAIと人間をハイブリッドで活用できる事例を紹介し、利活用の可能性について言及しました。しかし人間が関与するということは、恣意的に都合のよい回答を出力させることも可能、いわゆる「やらせ」です。その実態を見極めないと、本当の意味での利活用は覚束ないでしょう。今回は、恣意的と思えるAI活用の事例を確認してみます。
2023/08/09
就活生からキャンセルされる企業
大学生の就職活動が早期化し、学業への影響が心配されるところですが、一方で企業においても新卒採用活動にはさまざまなリスクがあります。会社説明会や面接で感じた違和感やトラブルが投稿されてしまうことは珍しくありません。企業が就活生を見るのと同じかそれ以上に、就活生も企業を見ています。就活生から辞退された企業の例を紹介します。
目的が終始不明だった再発防止特別チームの会見
去る6月12日、ジャニーズ事務所の性加害問題の再発防止チームによる記者会見が突如として開かれました。ジャニーズ事務所が会見を開いていない段階で、しかも3名の再発防止チームのうち1名は名前も組織も未公表で欠席し、2人だけの会見。この記者会見は説明責任の場としての役割を果たしたのか、問題点を考えます。
2023/08/04
新たな問題解決を導くAIと人間のハイブリッド
矛盾する問題や相容れない意見を対立軸でとらえず、両者のよいところを掛け合わせてより高い次元の解決を目指す。AIと人間の関係もそうあるべきかもしれません。ECサイトやWebページで訪問者の閲覧・購買履歴を解析し、好みに合いそうな商品をお勧めするレコメンドシステムを例に、AIと人間のハイブリッドによる問題解決の可能性を探ります。
2023/07/30
社内でのDX人材育成が急務
「超高齢化社会」への分岐点となる2025年問題に加え、IT分野では、企業に導入されているITシステムの老朽化や、運用・保守ができる人材の減少などが「2025年の崖」問題としてクローズアップされています。今回は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が今年3月に公開した「DX白書2023」から、第5部「DX実現に向けたITシステムの開発手法と技術」について見ていきます。
2023/07/27
取締役の義務・役割・責任【特別編:社外取締役】
【前編】【後編】の2回に渡って株式会社における取締役の義務・役割・責任についてご説明してきましたが、令和元年改正会社法では、上場会社等に社外取締役を置くことが義務づけられました。社会における社外取締役の認知が高まってきたといえます。今回は【特別編】として、通常の取締役と社外取締役は何が異なるのかをご説明します。
2023/07/26
取締役の義務・役割・責任【後編】
6月、多くの株式会社で定時株主総会が開催され、役員が選任されました。読者の皆様の中にも、取締役に選任された方、あるいは新任取締役のサポート業務に就いた方がいるのではないでしょうか。前回は株式会社の特徴、取締役との関係などを説明しましたが、今回はより具体的に取締役の役割、責任について説明します。
2023/07/11
進まない国内企業のDX
「超高齢化社会」への分岐点となる2025年問題に加え、IT分野では「2025年の崖」問題がクローズアップされています。前回に続き、2025年の崖について、解説をしていきます。
2023/07/02
取締役の義務・役割・責任【前編】
6月は多くの株式会社で定時株主総会が開催される季節。重要な議案の一つとして、取締役を含む役員等の選任があります。株式会社との間で、取締役と従業員はその法的関係が異なり、これに起因して取締役には特有の義務が課せられ、役割、責任が生じるものになっています。取締役の義務・役割・責任について、2回に分けて説明します。
2023/06/29
消費者契約法の概要
6月1日より改正消費者契約法が施行され、また、いわゆる霊感商法に対応するための規律も改正・施行されました。そこで今回は、消費者契約法の概要を説明します。事業者においては、同法に抵触し契約が取り消されたり、レピュテーションを低下させたりしないよう、消費者契約法を遵守するリーガル・リスクマネジメントが重要です。
2023/06/15
ジャニーズ事務所の公式見解はなぜダメだったのか
ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題が、依然として波紋を広げ続けています。この問題はすでにさまざまな方面から論じられていますが、今回あらためて、同事務所が5月14日に出した謝罪動画と見解書を、危機管理広報の観点から振り返りたいと思います。
マイナンバートラブルが映し出す本当の問題
最近、マイナンバーに関して目を覆わんばかりのセキュリティ・インシデントが発生しています。インシデントそれ自体も問題ですが、その対応や説明、報道のされようもあまりに稚拙。それは、日本がIT後進国に甘んじている原因にも通じていると感じます。今回からは、日本がIT後進国から脱却するうえで乗り越えるべき課題を論考します。
2023/06/14
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再考・日本の危機管理-いま何が課題か企業にも巣くう「慣性の法則」という病理
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危機管理・事業継続手法が学べる国際資格取得研修
世界に通用するサイバーレジリエンス資格取得のための研修講座
サステナブル&レジリエントなBCP対策の実現へ
危機管理とBCPのおススメ本
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
危機管理白書2024年版
2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]
危機管理白書2022年版
2022危機管理標語カレンダー【秋編】
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御社の状況に応じたBCPの改善方法が分かる!BCP診断ツール
一人一人の危機管理力を高めるワークショップ型訓練の進め方
危機管理2022[特別版]