カシオ計算機は7日、2024年10月のサイバー攻撃で8478人分の個人情報が流出したとする調査結果を公表した。取引先や商品購入者計2022人分の氏名や住所などが含まれ、同社は対象者の特定を急ぐとともに、プライバシー保護のため必要な措置を講じるとしている。
 7割超の6456人分は同社従業員で、氏名や人事情報などが流出。従業員からはサイバー攻撃との関連が疑われる迷惑メールの被害が報告されている。現時点で取引先や購入者に関する情報の悪用は確認されていない。 
〔写真説明〕カシオ計算機の看板=東京都渋谷区

(ニュース提供元:時事通信社)