現地では、戸別訪問を開始するとともに、自治会長と共に被災地域を調査し、被害を受けた場所や様子などを整理した。ボランティアを運ぶバスの降車地点などを含めて地図上に示し、誰もが状況を把握できるようにした。「人が入れ替わっても維持できるシステムが必要だった」(垣貫氏)」。ボランティアの動線も見直した。ボランティアセンター内の各セクションを効率的な配置に変更し、受付からバスに乗車するまでの時間を大幅に短縮した。

市島災害ボランティアセンターはホ ワイトボードが設置されており、誰がどこに行くなどが一目でわかるようになっている
泥出しの済んだ床下をきれいにみがくなど、ボランティア活動は多岐に及ぶ
足湯を設置しマッサージ