コロナ時代の避難 逃げ遅れなくすためにできること
マイ・タイムラインや日頃からの話し合いが大切
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
2020/07/03
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
皆さんこんにちは。少しお久しぶりになりました。緊急事態宣言が解除され、防災士赤プルも活動開始です。
梅雨入りした日本列島、心配していた豪雨災害ですが、すでに九州方面では被害が相次いでいます。そんな中、NHKでは水害特集が組まれ放送中です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/suigai/
番組のサイトでは水害への取り組みや復興へのまちづくりなど、さまざまな動画も紹介されているのですが、企画冒頭、正しく恐れようという30秒のこちらの動画で始まります。水は速い、そして待たないという言葉が印象的です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/suigai/movie.html#0001
晴れ間も多く、何となく恐怖が薄れがちですが、いざ災害が起きたとき、慌てなくて済むように、備えておくことが本当に大事です。
去年の台風21号の時、慌てて避難所に向かい、車中で被災されてしまったというニュースも多く見聞きしました。避難をするタイミングや、避難をするときの手段などもさまざまに想定して考えておかなければいけないんですね。
先日、NHK水戸放送局にて、改めてマイ・タイムラインの大切さを伝え、小中学生向けのマイ・タイムライン検討ツール「逃げキッド」の紹介もさせていただきました。
https://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00626.html
災害が起こる前に、事前に避難行動を考えタイムスケジュールを作成しておくのがマイ・タイムラインなのですが、何が目的かというと「逃げ遅れを防ぐ」ためのものなのです。
台風や大雨で川が氾濫して、慌てて避難しようと思ったら、それはもうすでに逃げ遅れているということになります。冠水した道路を車で走行することほど危険なことはありません。歩きでも同じです。流れている水の勢いは強く、くるぶしほどの高さでも流されてしまうと聞いたことがあります。
ちなみに常総市での水害時、外に出ていた人がブロック塀の上に乗って助けを求めていたという話もありました。流れ出た水は一瞬で目の前に迫ってきてしまうのだなという驚きと、なかなか想像が難しいことでもあるなと感じていました。当時は。。
ただ、この尋常でない水害が毎年のように起こっているわけですから、とにかく早めの準備が必要なわけで、いつ来るかもわからない水害に備えるのがマイ・タイムラインです。以前はワークショップなどで皆さんと作成することが多かったのですが、現在の状況で、新しい生活様式を守ってのワークショップやセミナーは難しいので、ぜひ動画を観ながら、学び作成していただきたいと思います。
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