アラビア語版もあります

さて、中国語が公開されたと思ったら、今度はすぐさま、アラビア語にしたいという反響をいただきました。アラビア語! それがこちら。

国際支援をしている人から、アラビア語での説明がとても重要というお話をお聞きしました。難民などの問題も関連していると思います。翻訳のニーズを知ることで、世界の状況を知ることができました。

ちなみにアラビア語は右から読みます。右からだから中国語のようにマンガに入れ込めるかなと思いましたが、文字数が多いので難しかったです。日本語はマンガと相性がいいんですね♪

マンガを描いてくださった江村康子さんは、佐久市医師会の「教えてドクター」のアプリが好評で、ちょうど角川書店でマンガを発行されたばかりでした。

最初は、情報量が多いのでグラレコで書いてもらえないかなと思ってお話ししたのですが、江村さんの方から「マンガで行きましょう」と提案していただきました。これが大成功。

マンガにしたことによって、翻訳しやすくなりました。というのも、すでに、英訳のマンガも世界に伝わっているので、英語が左から書く字体であっても、日本の右から左、そして下にコマが移動するコマ割りに、世界の方がすでに慣れているという状況だったからです。

つくづく、日本のマンガ文化は素晴らしいと思いました。

こちらは、マンガの最後のページ。これを見ていただけると分かるように、子育てしている人のそれまでの頑張りにきちんと寄り添う支援をすることが国際基準に合致すると考えていたので、それを強調しました。はしごに乗って、背中をそっと押すリスのイラストが、このマンガの中で私が一番好きな部分です。OG-IFEの本家本元にもお墨付きをいただき、うれしく思っています。