エムオーテックス株式会社(本社:大阪府大阪市、以下MOTEX)と株式会社ラック(本社:東京・千代田区)は14日、協業を発表した。MOTEXのセキュリティソフト「プロテクトキャット」に対し、ラックがサイバー攻撃リモート解析機能を行う。顧客への解析結果の提示のほか、オプションでインシデント対応の計画策定もする「インシデント マネジメント サービス」を提供する。
MOTEXは米国サイランス社のOEMパートナーとして「プロテクトキャット」を日本で供給。大きな特徴は人工知能(AI)を利用し、過去の攻撃から今後起こりうる攻撃パターンを予測。新種の攻撃に対し、先手を打って準備している点だという。
ラックは攻撃があった際、二次被害防止へプロテクトキャットのログや検体情報から、解析を実施。一次判定を行うほか、顧客との対話など初動対応をとる。オプションで今後の実施計画の策定も行う。
14日に行われた記者発表会でラックの西本逸郎・取締役専務執行役員は「プロテクトキャットの防御機能を攻撃の早期発見に使えないかと思った」と新機能の提供について説明。MOTEXの河之口達也社長も「ラックのサービスが加わり、複雑なインシデント対応プロセスを劇的に改善できる」と述べた。「インシデント マネジメント サービス」の利用料は端末の数を問わず月額36万円。同サービスの利用の前提となる「プロテクトキャット」は端末1台あたり年額1万円。
■ニュースリリースはこちら
http://www.motex.co.jp/news/release/2017/release170314/
https://www.lac.co.jp/news/2017/03/14_press_01.html
(了)
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