多くの組織で情報共有することでよりよい防御・対処を図る(提供:日立システムズ)

日立システムズは1月27日、英国のシュアバイン社と協業し、サイバー攻撃などの情報を複数の組織間で共有できるサービス「スレットバイン」を、3月末までに販売開始すると発表した。ネット上のコミュニティにおいて、参加組織が受けた攻撃やその対応策などをリアルタイムで共有する。

「スレットバイン」は英国においてサイバー防衛のため官民連携により設立された組織で整備されたシステムを基としている。現在は政府関係機関をはじめ2000以上の企業や組織が参加し、セキュリティに関する情報の共有を行っている。

日立システムズではシュアバイン社と協業し、同様のシステムを日本に導入。参加組織がサイバー攻撃を受けた際に、その現象などをコミュニティに投稿することで、情報が共有されることに加え、ほかの組織から対処方法のアドバイスを受けることなどが見込める。

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