2017/01/11
防災・危機管理ニュース
防犯対策の有無【図5】を聞いたところ、66.8%が「防犯対策をしていない」と回答。防犯対策を行っていない人は、昨年より3.8%増加した。今後の治安の悪化、犯罪増加の可能性を感じつつも、3人に2人以上が、実際には対策を講じておらず、依然として防犯対策の意識が低い傾向が見られた。
また、防災対策の有無【図6】を聞いたところ、67.2%が「防災対策をしていない」と回答。防災対策を行っていない人が、昨年より1.6%増加した。
性年代別にみると、男性40代62.0%(昨年70.0%)、女性20代62.0%(昨年74.0%)、女性30代58.0%(昨年74.0%)、女性40代68.0%(昨年70.0%)、女性60代以上62.0%(昨年66.0%)で減少が見られた。一方、男性20代72.0%(昨年68.0%)、男性30代70.0%(昨年68.0%)、男性50代76.0%(昨年50.0%)、男性60代以上66.0%(昨年56.0%)、女性50代76.0%(昨年60.0%)が、昨年と比べ防災対策をしていない割合が増加した。相対的に、男性の防災対策の意識が低い傾向が見られた。
2位には「住宅侵入や路上での殺傷事件(26.4%)」が入る。
最近1年間で不安を感じた事件・事故【図7】を聞いたところ、1位は「大雨・台風による土砂災害(42.4%)」、2位は「住宅侵入や路上での殺傷事件(26.4%)」だった。
最近1年間では、特に大雨・台風などによる自然災害に対する不安を感じた人が多かったようだ。
(了)
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