盛り上がりの裏には安全対策が施されています

クレーン車は避雷針

1組目の出演前に、主催者のあいさつがありました。そこで、このフェスにどれだけの安全対策が練られているかを知りました!

会場内あちこちに見かけたオレンジ色の大きなクレーン車。工事中と思ってました! ロッキンフェス開催中くらい、クレーン車をどけた方がいいのではないかとも思っていましたが、実はあのクレーン車は避雷針の役割を果たすそうです。

野外のロックフェスでは雷に打たれて亡くなったかたもいらっしゃる。それを防ぎたいがために、見た目は悪いけど、たくさん配置していると。

そして「驚くほどトイレが多いでしょう?」と。そうなんです。本当にびっくりするほどのトイレの数が設置されていて、トイレに並ぶのを覚悟で参戦したロッキンフェスで、どのお祭りよりも、どの花火大会よりも並ばずにスムーズでした。

他にも熱中症対策に対する呼びかけは、常に放送で耳に入ってきました!

「熱中症は人ごとではありません! 毎年多くの方が救護室に運ばれてきます。こまめな水分補給と、休憩をお勧めします! 全てのステージを見ることは物理的に無理です。無理をせず楽しんでください」。

この放送が毎ステージ終わるごとに繰り返し放送され、楽しく盛り上がった気持ちから、現実に引き返されるような思いでした。

木陰は大人気で、なかなか入ることができませんでしたが、フードエリアにも薄い布の屋根のテントが張られていたり、ところどころ放水や、水のカーテンがあったりと、涼を取る工夫がされていて、ドリンクの販売テントもあちらこちらに配置されていました。

初めて行ったロッキンフェスで安全対策について、ひどく感銘を受けました。

前日まで、ワンピースにサンダルで行くか悩んでいた私でしたが、とんでもない。この危機管理能力のなさ。動きやすいパンツスタイルにスニーカーに変えて大正解だったと思い知らされもしました!

ちなみに黒のスニーカーは、砂ぼこりでひどく汚れ真っ白になってしまいました。ロッキンフェスから仕事に向かう方は、靴の替えの準備もおすすめします!

いろいろ問題はありましたが、参加した感想は、「めちゃくちゃ楽しい。ただただ楽しい!」。ここ最近で、意識を持って行った気晴らしなんて比ではなく、その何百倍も心が解放された感じがありました! ミーハーで参加したのに涙があふれるくらい感動した! やっぱり音楽はいいです! そして、準備を万全にするためにも、体力に不安を抱えて行くぐらいがちょうどいいのではないかと思います。

ちょっと長くなりましたが、真夏の危機管理、またこれから野外フェスに行かれる方の参考になればと思ってっかんね!!

次回はまたまじめに防災の事書きますね〜!!

それと防災ライブを10月11日に開催します!

 

詳細はこちらまで(阪急交通社)。
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=1235404

(了)