海外リスク
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円安、企業規模で格差=所得や消費伸び悩み―民間調査
みずほリサーチ&テクノロジーズ(R&T)はこのほど、円安の進行が今年度の企業の経常利益に及ぼす影響を、規模、業種別に試算した。それによると、大企業(資本金10億円以上)では1.9%の押し上げ効果がある一方、中小企業(同1000万~1億円)では1.3%のマイナス影響が生じるとの結果になった。
2024/06/24
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英総選挙、移民政策が争点=保守党政権に不信感
【ロンドン時事】来月4日の英総選挙では、急増する移民への対応が争点の一つとなっている。移民問題は欧州連合(EU)離脱の主な要因ともなったが、その後もウクライナからの難民受け入れなどが重なり、正規手続きでの移民が急増。フランスから小型ボートで密入国する亡命希望者も後を絶たず、対応が追い付かない状況だ。
2024/06/24
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ロシア南部で宗教施設襲撃、20人死亡=「ISカフカス州」テロか
ロシア南部ダゲスタン共和国で23日、武装集団が教会やシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)を襲撃し、警察官を含む少なくとも20人が死亡、46人が負傷した。当局はテロ事件と断定して捜査を開始した。 襲撃はデルベントとマハチカラの2都市で起きた。
2024/06/24
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大巡礼の死者1300人超=8割が無許可の巡礼者―サウジ
【リヤドAFP時事】サウジアラビア当局は23日、世界各地のイスラム教徒が西部の聖地メッカを訪れる大巡礼(ハッジ)で、巡礼者の死者数が1300人を超えたと発表した。死因は大半が熱中症とみられる。国営サウジ通信によると、死亡者の約8割が当局の許可を得ず、巡礼に参加していた。
2024/06/24
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イスラエルが空爆、ガザ市で42人死亡=ハマス司令官標的か
【カイロ時事】ロイター通信によると、イスラエル軍は22日、パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市を空爆し、少なくとも42人が死亡した。ガザ当局者の話として伝えた。イスラエルのメディアは、軍が空爆でイスラム組織ハマスの上級司令官の殺害を図ったと伝えている。
2024/06/22
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物資運搬「事前通知」へ=南シナ海での中国との衝突受け―フィリピン
【マニラ時事】フィリピンのベルサミン官房長官は21日、記者団に対し、南シナ海のアユンギン(中国名・仁愛)礁付近で起きたフィリピンと中国の船舶衝突について「誤解に基づく偶発的な事故」とした上で、「今後は事前に(物資を運搬する)予定を通知したい」と述べた。マルコス大統領もこの提案を受け入れたという。
2024/06/22
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上場株は対象外、刑事訴追も=対中投資規制案公表―米
【ワシントン時事】米財務省は21日、ハイテク分野の対中投資規制に関する規則案を公表した。軍事転用可能な半導体、量子コンピューター、人工知能(AI)分野での中国企業や事業への投資について、禁止または届け出を義務付け。一方、上場株式などへの投資は対象外とする。
2024/06/22
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ガザ人道地域空爆、25人死亡=イスラエル首相、対米批判を正当化
【イスタンブール時事】イスラエル軍は21日、イスラム組織ハマスとの交戦が続くパレスチナ自治区ガザの最南部ラファなどで攻撃を続けた。ロイター通信によると、イスラエルが「人道地域」に指定した南部マワシ地区で避難民のテントが空爆され、25人が死亡。
2024/06/22
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「カスペルスキー」幹部制裁=ロシアサイバー大手、安保懸念―米
【ワシントン時事】米財務省は21日、ロシアの情報セキュリティー大手「カスペルスキー」の幹部ら12人を制裁対象に指定したと発表した。同社のウイルス対策ソフトを巡っては、製品を導入したコンピューターを通じて情報が窃取されるなど、安全保障上の懸念が指摘されている。
2024/06/22
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豪雨で38人死亡=中国南部
【北京時事】中国南部・広東省梅州市平遠県の防災当局は、豪雨の影響で21日午後3時(日本時間同4時)までに38人が死亡したと発表した。報道によると、河川の増水や土砂崩れにより、同県だけで5万人以上が被災。道路網が寸断され、インフラへの被害が出ている。 。
2024/06/21
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ウクライナ「楽な夏にならず」=ロシアが7月大規模攻勢か―NATO当局者
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)当局者は、ロシアが侵攻を続けるウクライナの戦況に関連し「楽な夏になると錯覚してはならない」と述べた。また、7月のNATO首脳会議に合わせ、ロシアが「大規模攻勢」を仕掛けると予想した。21日までに記者団に語った。
2024/06/21
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ウクライナに北朝鮮兵不要=武器供与巡り韓国に報復示唆―ロシア大統領
ロシアのプーチン大統領は20日、自国が侵攻するウクライナに北朝鮮兵を投入する必要はないと述べた。ロ朝両首脳が19日に署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」に関し、訪問先のハノイで記者団に語った。プーチン氏はまた、ウクライナへの武器支援の検討を開始した韓国に対して報復を示唆した。
2024/06/21
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ロ軍事技術の北朝鮮移転警戒=日本政府「リスク高まる」
ロシアと北朝鮮が首脳会談で有事の際の相互支援を定めた新条約を結んだことを受け、日本政府はロシアから北朝鮮への軍事技術移転が広がる恐れがあるとみて警戒を強めた。政府関係者は「東アジアの安全保障リスクが高まる」と危機感を表明。米韓両国と連携して対応する方針を示した。
2024/06/21
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酷暑下の大巡礼で1000人超死亡=熱中症が原因か―サウジ
【カイロ時事】AFP通信は20日、世界中のイスラム教徒がサウジアラビア西部の聖地メッカを訪れる大巡礼(ハッジ)で、巡礼者1081人が死亡したと報じた。メッカでは17日に気温51.8度を記録する酷暑が続き、多くが熱中症が死因とみられる。
2024/06/20
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韓国、ロ朝新条約を「糾弾」=ウクライナへの武器供与も示唆
【ソウル時事】韓国政府は20日、声明を出し、ロシアと北朝鮮の両首脳による「包括的戦略パートナーシップ条約」署名を「深く憂慮し糾弾する」と表明した。米韓同盟や日米韓3カ国の安全保障協力の強化で対応すると強調。ロシアをけん制するため、ウクライナへの武器支援を検討することを明らかにした。
2024/06/20
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革命防衛隊をテロ指定=イラン「挑発的」と反発―カナダ
【イスタンブール時事】カナダ政府は19日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」を人権無視などを理由にテロ組織に指定したと発表した。イラン外務省報道官は20日、「無責任で挑発的な動きだ」と反発し、対抗措置を取る可能性を示唆した。 カナダの金融機関は革命防衛隊関連の資産を凍結し、国内外で取引が禁じられる。
2024/06/20
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今後3年間で100万人にAIトレーニング=ドバイ〔BW〕
【ビジネスワイヤ】アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の首都ドバイは、今後3年間で100万人のAI(人工知能)プロンプト・トレーニングを行うと発表した。これは「One・Million・AI・Prompters」イニシアチブの開始に伴うもので、ドバイ未来財団がAIプロンプト・プログラムを監督する。
2024/06/20
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頼総統、内憂外患の就任1カ月=中国の圧力継続―野党が揺さぶり・台湾
【台北時事】台湾の頼清徳総統が就任して、20日で1カ月。この間、頼氏を敵視する中国の圧力が強まり、立法院(国会)で多数を占める野党は政権を揺さぶってきた。米国や日本など民主主義国と連携して、内憂外患の現状の打破を目指す考えだが、頼氏は厳しい状況に置かれている。
2024/06/20
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冷戦期の「軍事同盟」復活=北朝鮮、新条約に「満足」
【ソウル時事】ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は19日、ロ朝関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げする条約に署名し、結束を誇示した。ロ朝はウクライナ侵攻を契機に武器取引で急接近。
2024/06/20
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南シナ海問題「自主的に対処」=中国・マレーシア首相が会談
【北京時事】中国の李強首相は19日、訪問先のマレーシアの行政首都プトラジャヤでアンワル首相と会談し、南シナ海問題について「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が自主的、適切に対処すべきだ」との認識で一致した。
2024/06/19
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ロ朝新条約、有事に相互支援=ウクライナ侵攻で「同盟」関係―首脳会談、次回はモスクワ
【ソウル時事】ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は19日、平壌で会談した。タス通信によると、両首脳は会談後、「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名。プーチン氏は侵略を受けた場合の相互支援を定めていると説明し、正恩氏はロ朝関係が同盟水準まで引き上げられたと語った。
2024/06/19
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対中半導体規制、強化要請へ=AI向け、日本・オランダに―米
【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は18日、米国が日本とオランダに対し、人工知能(AI)に使われる高性能半導体に関する対中規制を強化するよう要請すると報じた。近く政府高官を両国に派遣し、協議する。中国企業が購入した半導体製造装置へのメンテナンス対応などを制限するよう求める可能性があるという。
2024/06/19
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マレーシア、BRICS加盟申請へ=首相が方針表明
【クアラルンプール時事】マレーシアのアンワル首相は18日、中国などが参加する新興国グループ「BRICS」への加盟を申請する方針を明らかにした。国営ベルナマ通信が報じた。 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で参加を表明したのは、タイに続いて2カ国目。
2024/06/18
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数週間でラファ完全制圧か=ハマス大隊の半数解体―イスラエル軍
【カイロ時事】イスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファで活動するハマスの4大隊のうち、二つを解体したと発表した。イスラエル紙エルサレム・ポストなどが報じた。軍は数週間以内にラファ全域を制圧できそうだと説明。残る2大隊との戦闘も既に始まっているという。
2024/06/18
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北朝鮮兵が再び境界線侵犯=韓国軍の警告射撃で撤収
【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国軍は18日、北朝鮮軍の兵士20~30人が同日午前8時半(日本時間同)ごろ、南北軍事境界線を一時侵犯したと明らかにした。韓国軍が警告射撃を行ったところ、北朝鮮側に戻った。 北朝鮮兵は18日の侵犯当時、軍事境界線付近の非武装地帯(DMZ)で何らかの作業をしていた。
2024/06/18