【北京時事】中国外務省の林剣副報道局長は21日の記者会見で、ミャンマー中部マンダレーにある中国総領事館で18日、爆発があったと明らかにした。死傷者は出なかったが、建物の一部が損壊したという。
 報道によると、ミャンマー国軍は爆発について「テロリスト」の犯行だと発表。林氏は「襲撃を強く非難する」と述べ、ミャンマー側に徹底した調査と安全確保策を求めたと説明した。
 ミャンマーでは昨年10月以降、国軍と少数民族武装勢力の衝突が激化。同国と国境を接する中国は「仲介役」に意欲を示している。 
〔写真説明〕中国外務省の林剣副報道局長(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)