気象庁は9日、午後3時にフィリピンの東海上で台風23号、マーシャル諸島で24号が発生したと発表した。23号は11日ごろフィリピン北部へ接近後、12日以降は南シナ海へ進むとみられる。24号は12日にはマリアナ諸島付近で熱帯低気圧に変わると予想され、いずれも日本への直接的な影響はない見込み。
 23号は9日午後3時、フィリピンの東海上を時速30キロで西へ進んだ。中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速18メートル。半径280キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
 24号はマーシャル諸島付近の海上を時速30キロで北西へ進んだ。中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速18メートル、北東側280キロと南西側185キロ以内が強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)