【シリコンバレー時事】米グーグルは31日、地図サービス「グーグルマップ」の機能を拡充させ、今週から世界で提供すると発表した。車で移動する際、目的地を入力すると最寄りの駐車場を案内し、降車後は目的地までの徒歩ルートを表示する。途中にある名所や飲食店を示し、経由地に設定できる機能も加えた。
 グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」や米アップルの「iOS」向けのアプリが対象。ユーザーが見つけた交通事故などをマップ上で共有できる機能を使い、霧や雪による路面状況の変化をシェアすることもできる。世界で20億人超が利用する地図サービスの利便性が向上する。
 また、世界各地の名所の外観や内部の様子を3次元(3D)地図で見られる「イマーシブビュー」は、対象を150都市に拡大。日本では東京のほか、新たに京都が加わった。 
〔写真説明〕グーグルマップに新たに追加される、目的地周辺の駐車場を案内する機能(米グーグル提供・時事)

(ニュース提供元:時事通信社)