2024/10/10
防災・危機管理ニュース
関西電力は10日、美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転を近く停止すると発表した。配管が薄くなり、穴が開いているのが見つかったためで、配管の交換を検討する。放射能漏れなど環境への影響はないといい、今後、詳しい原因を調べる。
関電によると、原子炉容器内のポンプなどの冷却に使用する配管に、直径約6ミリと約3ミリの穴が見つかった。穴の周辺に塩の跡が残っており、海水がにじみ出たとみられる。配管の厚みは通常12ミリだが、穴の周辺は2~6ミリで、安全な運転に必要とされる3.8ミリを下回る箇所があった。
(ニュース提供元:時事通信社)
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