岸田文雄首相は21日、石川県・能登半島での大雨を受け、人命第一の方針の下、政府が一体となって災害応急対策に全力で取り組むよう指示した。国民に適時的確に情報を提供し、地方自治体と緊密に連携して避難支援などに万全を期すことも求めた。
 林芳正官房長官は首相官邸で記者団に「地震で大きな被害が発生した地域での大雨で、大変不安に感じている皆さんも多いと思う」とし、「被災自治体と緊密に連携し、被害情報の把握や災害応急対策に全力を尽くす」と強調した。
 林氏は馳浩石川県知事とも電話し、「しっかり対応する」と伝えた。 
〔写真説明〕記者団の取材に応じる林芳正官房長官=21日午後、首相官邸
〔写真説明〕首相官邸に入る松村祥史防災担当相(中央)=21日午後、東京・永田町

(ニュース提供元:時事通信社)