事業継続マネジメント(BCM)の専門家や実務者による非営利団体BCI(※1)は8月13日、アジアパシフィック地域における年次表彰「BCI APAC Awards 2024」の受賞者を発表し、ミネルヴァベリタス株式会社(本社大阪市)が「Continuity and Resilience Provider (Service/Product)」部門で、2016年以来8年ぶり2度目の受賞を果たした(※2)。

「Continuity and Resilience Provider (Service/Product)」部門は、BCM/BCP分野において優れた製品またはサービスを提供する企業に対して授与されるもので、各国の有識者で構成される審査員の評価に基づいて選出される。今回の受賞は、同社が手掛けた「G7広島サミットの開催に備えた事業継続コンサルティング」が高く評価された。

なお、アジア地域での受賞者は自動的に「BCI Global Awards 2024」にノミネートされており、その受賞者は10月30日に発表される予定である。

 

※1)
BCIとはThe Business Continuity Instituteの略で、BCMの普及啓発を推進している国際的な非営利団体。1994年に設立され、英国を本拠地として、世界100カ国以上に9000名以上の会員を擁する。
※2) 
ミネルヴァベリタス株式会社は、2016年にも「Continuity and Resilience Provider (Service/Product)」を受賞している他、同社代表取締役の松井裕一朗氏も2015年、2017年、および2018年に「Continuity and Resilience Professional Private Sector」を受賞しており、東南アジア地域ならびに日本人初の「Hall of Fame(栄誉の殿堂)」入りを果たしている。