東京電力は31日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の取り出し作業について、8月下旬にも着手する方針を示した。
 同社の計画では、「テレスコ式」と呼ばれる釣りざお状の取り出し装置を投入しデブリを試験的採取する。原子力規制委員会は31日、同装置の使用前検査を終了。これを受け、8~10月としていた着手時期のめどを改めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)