【パリ時事】国際原子力機関(IAEA)は7日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南部ザポロジエ原発がドローン攻撃を受け、被害があったと明らかにした。「原子力安全を危うくするものではなかった」というが、グロッシ事務局長は原発事故のリスクを高める「無謀な攻撃」だと強く非難。「直ちにやめなければならない」と訴えた。
 攻撃を行った主体は不明。ロイター通信によると、ロシア国営原子力企業ロスアトムはこれより先、ウクライナ軍がザポロジエ原発を攻撃したと主張していた。 
〔写真説明〕ウクライナ南部ザポロジエ原発=2023年3月(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)