2024/03/13
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米グーグルは12日、生成AI(人工知能)サービス「ジェミニ」について、選挙関連の回答を制限する措置を講じたと明らかにした。11月に大統領選を控える米国では既に適用、今回4~5月に総選挙が行われるインドにも広げた。
生成AIは、指示に基づき文章などを作成できる。一方で、回答には誤情報が含まれていることがあり、拡散されれば選挙に悪影響を及ぼすとの懸念も高まっている。グーグルは、インド版の公式ブログで「重要なテーマに十分に注意を払うため、選挙関連の質問に対する制限を展開し始めた」と説明した。
米国でも同様の措置が始まっている。ジェミニに「今年の米大統領選の候補について教えて」と入力すると、「今どう答えるか学んでいるところ。この間、グーグル検索を使って」との回答が返ってきた。
〔写真説明〕米グーグルが展開する生成AI(人工知能)の基盤技術「Gemini(ジェミニ)」のイメージ(同社提供)
(ニュース提供元:時事通信社)
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