政府は5日、関係閣僚や有識者らでつくる「サイバーセキュリティ戦略本部」(本部長・林芳正官房長官)の会合を首相官邸で開き、サイバー人材の育成や政府機関・インフラ事業者の対応能力向上に向けた方策の検討を開始した。5月に取りまとめ、サイバーセキュリティーに関する2025年度年次計画に盛り込む。
 林氏は会合で「サイバー空間上のリスクが高まる中で、政府機関や重要インフラ分野でのレジリエンスの向上がますます重要となってきている」と強調。関係省庁に検討を進めるよう指示した。 
〔写真説明〕首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)