2024/02/16
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米グーグルは15日、生成AI(人工知能)の基盤モデル「ジェミニ」の改良版の試験提供を始めた。昨年12月に投入したばかりの第1世代から情報処理能力を約30倍に引き上げた。より長い文章や動画、音声を処理できる。「チャットGPT」を開発した米オープンAIなどとの競争が激しさを増している。
改良版は「ジェミニ1.5プロ」。「プロ」は広範な仕事をこなせる普及型と位置付けられており、改良版は一部の開発者やクラウドサービスの利用企業が試せる。
1.5プロは1回で処理できる情報量を示すトークン数が100万。これまでの3万2000から大幅に増えた。これにより、最大1時間の動画や11時間の音声など膨大な情報が処理可能。電力消費も抑えた。
(ニュース提供元:時事通信社)
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