法人向けデータ完全抹消ツール「ターミネータ データ完全抹消 クラウド」

AOSデータは8日、法人向けデータ完全抹消ツール「ターミネータ データ完全抹消 クラウド」を9日より提供開始すると発表した。不要となったパソコンの内蔵ディスク、外付けディスクなどのデータを完全に抹消し、クラウドで管理できる。起動用USBから起動し、米国国防総省指定、国家安全保障局推奨の方式、SSD専用の抹消方式を含む11種類の抹消方式に対応し、さまざまな用途に適応する。抹消時の経過情報、抹消履歴・レポート、ライセンスなどはウェブブラウザを使用し、統合管理が可能。パソコン保有台数500台以上の一般企業や、パソコンのリサイクル・リユース事業者向けに開発した。

抹消端末とクラウドが連動し、抹消開始から完了、その後の管理までクラウドを活用。クラウドのダッシュボードでは、ライセンスの利用状況や抹消状況が確認でき、進捗はクラウド経由で共有ができる。抹消の確認はディスクの中のデータを16進数で表示して、データの有無を確認するツール(Hexビューワ)で可能だ。端末がインターネット接続できない環境でも、起動用USBにライセンス情報、レポート情報を保存し運用できる。保存したレポートは、クラウドサーバーにアップロードすることができ、抹消レポートの一元管理が可能になる。

1媒体1ライセンスが必要。完全抹消が完了するとライセンスが消費され、途中で失敗・中断などの場合はライセンス消費しない。価格は1050円(税抜き、1ライセンス/媒体)。ライセンスの有効期間は、購入後5年間となる。

■ニュースリリースはこちら
http://www.aosdata.co.jp/terminatorcloud171108/

(了)

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リスク対策.com:横田 和子