東京の防災館は目的に合わせて楽しめる!3カ所ぜんぶ回ってみよう!

まず、立川防災館。

■立川都民防災教育センター『立川防災館』
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ttbskan/

こちらは最もお子様むけ展示が充実していることをご存知でしたでしょうか?イベントもわくわくコンサートやナイトツアーなど、お子様を対象にしているものが多いのです。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ttbskan/tachi-even.htm

エントランスはいってすぐに、アスレチック遊具のような設備があります。

姿勢を低くして避難することを学べるアスレチック

これは、火災での低い姿勢での避難が遊具での遊びを通じて体験できる施設です。防災館の説明的な部分は、小学生や年長さんになってからという事になりがちですが、立川でしたら幼児でも室内アスレチック好きだったら楽しめます。この場所から離れないお子さんもいるとか!アスレチックで避難訓練が学べるというコンセプトが素敵です。

隣は、「ぼうさい!DO!タウン」という、昨年リニューアルされた場所になっています。アスレチックと同じく幼児が楽しめる工夫があります。

昨年リニューアルした「ぼうさい!DO!タウン」

「まちをまもる!こども消防隊コーナー」では、自分の顔が画面上に取り込まれ、消防隊員や消防本部の服装になって映像化されます。実際の通報を生かしたリアルな現場を楽しい自分の写真映像で再現してくれるので、親子で見入ってしまいます。

自分の画像が取り込まれて・・・
なんと自分の分身が救急現場に駆け付けてます!

その他、ARを利用した消火体験コーナーやこどもの事故で多い、誤飲ややけどなどの危険をボードで解説した展示など、ちいさいお子さんがいる保護者の方の日常に役立つ情報も展示されています。

ARで消火活動を体験できる

また、東京消防庁の防災館では、消化器体験が映像で体験でき、どの場所に放水すれば効果的か、あえて、直接放水するより、壁にあてたほうがいいなど、体験できます。

火を消せたという達成感は格別なので、消火器的あてを体験したことある方も、これは体験していただきたいです。

また、学校や職場にあるけど、触った事ないという消火栓についても体験できます。

さまざまな消火栓について説明してもらえます

次に池袋防災館。

■池袋都民防災教育センター『池袋防災館』
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/

こちらは駅から5分の好立地を生かして社員研修が盛んな場所なのです。だから、広い会議室や図上訓練コーナーがあります。そして、倒壊したブロック塀からの救出訓練もできます。企業研修にぴったりな場所なのです♪

倒れたブロック塀からの救出訓練。こうならないように、古いブロック塀は早く撤去してほしいですね・・(画像提供:池袋防災館)

次は本所防災館。

■本所都民防災教育センター『本所防災館』
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/

ここは水害対策が充実しています。風速30mの暴風雨を、レインウエアを着用して耐える体験ができます。風速30mは飛んで行った傘が窓ガラスを割ることができるほどの速度です。風速という言葉だけでは実感できないことを体感できます。

暴風雨体験コーナー。風速30mって、想像できない!(画像提供:本所防災館)
都市型水害体験コーナー。地下に浸水して、水圧のかかったドアを体感しているところ。まさに都市ならでは!(画像提供:本所防災館)

液状化の実験装置もあり、水害といえば、本所がおすすめです。という具合に東京消防庁の防災館はすべてを体験してこそ、「行った事がある」といえる場所になっています♪

いろいろある防災館、夏休み中に、どこか行ってみたいなと思っていただければ嬉しいです。全国に楽しい防災館がたくさんあるので、今回紹介しきれなかった所はまたいつか紹介しますね♪みなさんのここがよかったよレポートもお待ちしています!

(了)