内部犯行の疑いのあるユーザーを可視化する(提供:マクニカネットワークス)

サイバーセキュリティ対策事業を手がけるマクニカネットワークス(本社:横浜市)は19日、米ObserveIT(オブザーブイット)社と販売代理店契約を締結したと発表した。マクニカ社は情報漏えいなど内部不正を防ぐため、画面の録画によりユーザーの行動を見張るオブザーブイット社のシステム販売を行う。

製品名もオブザーブイット。ユーザーのキーボードやマウス操作やウィンドウを開くなど画面に動きがあった際に録画を行う。この証拠データを基に自動分析を行い、内部不正の可能性のある怪しいユーザーを特定する。データは文字情報でも残すことができる。録画していることをユーザーに知らせ、犯行を思いとどまらせる効果もあるという。

導入価格はマネジメントサーバー190万円、クライアントの端末ごとに2万円、サーバーへの導入が10万~20万円。端末やサーバーへの導入は台数が多いほど1台ごとの価格の引き下げは可能。

■オブザーブイット
http://www.macnica.net/observeit/

(了)