クッキーの情報活用はプライバシーへの配慮が求められている

GRCSは13日、英国のArm(アーム)社の日本法人であるトレジャーデータとの協業を発表した。ウェブを閲覧した際にパソコンやスマートフォンに情報が記憶されるCookie(クッキー)の情報について、プライバシーに配慮したうえでの利活用などを進めていく。

クッキーの活用については慎重なデータの取り扱いやルール、管理体制整備が求められている。2018年に欧州連合(EU)で施行されたEU一般データ保護規則(GDPR)でも個人データとみなされ、最近はウェブサイトにアクセスした際、クッキー利用についてポップアップが出現し同意を求めることが増加。日本でも2020年の個人情報保護法改正で注目されている。

GRCSでは「CookiePro(クッキープロ)」というクッキー同意管理ツールの提供を行っている。トレジャーデータはデータを活用したマーケティングへの活用に強みがある。協業でGRCSがプライバシー保護にかかわるサービスを提供し、企業のデジタルマーケティングを支援していく。12月10日には東京都千代田区のトレジャーデータ東京オフィスで協業について両社共催でセミナーも開催する。

■ニュースリリースはこちら
https://www.grcs.co.jp/news/20191113

(了)

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com:斯波 祐介